ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネットワークス、本社:神奈川県横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:池田 遵)は、UEBAテクノロジーで標的型攻撃や内部不正を発見・追跡する次世代SIEMプラットフォームベンダーである米国Exabeam, Inc.(エクサビーム、以下、Exabeam社、本社:米国カリフォルニア州サンマテオ、CEO:Nir Polak)による2018年SOCの現状に関する調査レポートを公開しました。

本調査は、セキュリティオペレーションセンター(以下、SOC)のマネジメントに携わっている最高情報責任者(CIO)、最高情報セキュリティ責任者(CISO)、アナリスト、マネジメント層などの米国および英国のセキュリティプロフェッショナルを対象にSOCにおける現状や課題、今後の展開についての調査をまとめたものです。

調査によると回答者の45%が人員不足を感じており、そのうち36%が人員を適正化するためには10人以上を追加する必要があると回答しました。また、SOCが直面している問題点として、現場担当者の多くが「ドキュメント作成にかかる時間の長さ」、「システムの古さ」、「多くの誤検知・過検知」、「経験の浅いスタッフ」を課題としてあげています。

上記のように効率性を妨げる課題が問題視されている中でも、自らを効率的であると評価するSOCにおいては、効率的でないと評価するSOCよりも「IAM」、「CASB」、「UEBA」など新しいテクノロジーを導入している割合が高いことが判明しました。テクノロジーの活用がSOCの効率性を左右している可能性が考えられます。さらに、将来SOCに影響を与える主要なテクノロジーとして「機械学習」はセキュリティ分野に最も早く影響を与えるものの一つとして認識されており、SOC現場において今後1年以内に導入し、展開すべきであると予想されています。一方、人工知能に関しては今後3年以上かけて理解が進み、徐々に採用が進むと見込まれます。

本調査の目次と主な調査結果の公開先、調査結果全文のお申し込み先は以下のとおりです。

https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/exabeam/soc_report.html

目次

  • SOCの現状について
  • 採用、スタッフィング、トレーニングについて
  • SOCの運用について
  • SOCに採用されているテクノロジーについて
  • SOCの資金調達と予算について
  • 調査参加者のデモグラフィック

主な調査結果

SOCにおける職務毎の問題点

CIOやCISOが考える最大の問題は誤検知と過剰検知です。マネージャにとっての問題は、古くなったシステムやアプリケーションの割合が高く、現場担当者にとっての問題は、ドキュメント作成、レポート作成、旧式システムです。

  • SOCにおける業務ごとの課題について

現在SOCによって採用されているテクノロジー

表面上は、非常に効率的であると自らを評価するSOCは、硬化性を劣ると評価するSOCよりも高い割合でテクノロジーを活用しています。これまでのデータを突き合わせると、これは人材あるいは予算の不足が原因である可能性があります。

  • 今後SOCに影響を与える主要なテクノロジー

将来SOCに影響を与える主要なテクノロジー

  • 将来SOCに影響を与える主要なテクノロジー

レポート全文申込みはこちら

https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/exabeam/download.html

Exabeam社は本調査において将来SOCに影響を与える主要なテクノロジーとして挙げられた機械学習と、データサイエンス、行動分析を活用し高度分析を行うことで外部・内部ネットワークの両方からの脅威を検知、追跡するソリューション 「Exabeamセキュリティマネジメントプラットフォーム」(以下、Exabeam SMP)を提供しています。Exabeam SMPは、Exabeam社の特許技術により、対象のログを人もしくは機器に自動的にひも付け、ユーザ一人一人の行動を時系列に整理します。そのため、怪しい行動があった際に前後の行動や通常の行動との比較が容易にでき、少人数のSOCや、専門知識の少ない運用者でも脅威の判断や状況理解、対処の選択を迅速にすることができます。

マクニカネットワークスは、Exabeam社のソリューション提供を通じてお客様のSOC運用における人材不足の解消や運用負荷の軽減に貢献してまいります。

Exabeam 会社概要

Exabeam社は、最新の標的型攻撃や内部不正等の内部脅威の発見と、セキュリティオペレーションを容易にするため、ユーザの振る舞いに関するインテリジェンスを提供することを目的に設立されました。収集されたログを活用し、既存のネットワーク環境に影響を与えることなく、脅威の発見と容易なセキュリティオペレーションを実現し、企業内統制の基盤を提供します。

会社名 Exabeam, Inc
設 立 2013年
本社所在地 米国カリフォルニア州サンマテオ
代表者 Nir Polak
ウェブサイト https://www.exabeam.com/

報道機関お問い合わせ先

株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp/
TEL: 045-476-2010
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5
広報担当 磯崎(いそざき)

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