ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がけるマクニカネットワークス株式会社（以下　マクニカネットワークス、本社：横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長：宮袋 正啓）は、この度、モバイルアプリ向けセキュリティプラットフォームを提供するremotium, Inc.(以下、remotim社、本社：米国カリフォルニア州サンマテオ、CEO：Sinan Eren）と販売代理店契約を締結したことを発表いたします。

近年スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスの普及により、人々のワークスタイルは革新的に変化しています。業務の効率化や利便性の向上などスマートデバイスの導入効果により、経営層など一部の社員向けにスマートデバイスを導入していた企業が全社導入にシフトしてきています。

しかしBYODでの利用も含めスマートデバイスの企業導入が増加している一方で、導入規模・スピードに見合ったセキュリティ対策が十分に行われていないことによって生じるスマートデバイスの盗難/紛失、ハッキング、膨大なデータ管理などIT管理者が抱える課題は数多く存在しています。これらの課題に対してスマートデバイスをシンクライアント化する製品、VDIなどがリリースされていますが、スマートデバイス上でパソコン向けのアプリを使用するため操作が難しいという実用性の面やサーバのリソースを非常に多く使用するという運用管理の面で課題が残ります。

remotiumは、セキュリティ業界最大のカンファレンス「RSA Conference 2013」にてMost Innovative Company(最優秀賞)を獲得し世界的に非常に注目を集めている新しいモバイルアプリ向けのセキュリティプラットフォームです。
remotiumは独自の技術を用い、企業内のサーバ上で実行したモバイルアプリの実行結果をスマートデバイスに画面転送します。スマートデバイス側は画面転送を受けるのみのため、iOS端末でもAndroid端末でも利用可能なうえ、スマートデバイス上に企業データが残されることは決してありません。そのため会社貸与のスマートデバイスでも、BYODとして利用される個人のスマートデバイスでもIT管理者は安心して業務利用を推奨できます。
また、remotiumならGoogle Playなどで公開されているネイティブアプリに手を加えることなく、リアルタイムかつセキュアに利用でき、モバイルアプリのバージョン管理もIT管理者が一括で行うためスマートデバイスのユーザが個々にバージョンアップ等をする必要がなくユーザ側の利便性も向上します。

現在の市場ではデスクトップパソコンやノートパソコン向けのアプリがメインですが、スマートデバイスの急速な普及に伴う「モバイルアプリが優先的に開発される時代」の到来に備え、remotiumは、モバイルアプリをセキュアに、使い勝手を損なわずに利用し、ストレスなく業務を行える環境をご提供します。

マクニカネットワークスはremotium社の国内一次代理店として、スマートデバイスのセキュリティを必要としているお客様に対し、remotiumを積極的に国内展開してまいります。