半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:原 一将、資本金111億94百万円)は、2018年10月にシードラウンド出資をした株式会社Save Medical(本社所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-10、代表取締役:淺野 正太郎、以下Save Medical)へ追加出資したことを発表いたします。

 近年、デジタルヘルスは、医療・健康・介護の技術革新によって生まれる新産業として期待が高まっております。個人レベルでの通信インフラの普及を背景に、ヘルスケア分野へのICT等のデジタルテクノロジーを応用した健康機器やソフトウェア製品の開発は進んでおり、米国においても、ヘルステックベンチャーへの投資は増加傾向にあります。

 この度の資金調達によりSave Medical社は、生活習慣病患者向けの医療機器アプリの製造販売承認の取得及び販売開始を目指します。当該医療機器アプリは、生活習慣病患者の自己管理のサポートを通じて、行動変容を促し、治療効果の発揮を目指すものであり、このような製品は、近年、デジタル治療(Digital Therapeutics, DTx)※として国内外で注目を集めています。Save Medicalは、当該医療機器アプリにより、生活習慣病の治療に新たな選択肢を提供し、医療の発展に貢献してまいります。

 今後も、マクニカの世界最先端のテクノロジーの知見とグローバルネットワークのアセットを活用し、医療・健康・介護などのヘルスケア分野にデジタルテクノロジーを応用した機器やソフトウェア開発事業を行う企業を支援していくことで、医療領域のイノベーションに貢献していきたいと考えています。

※デジタル治療(Digital Therapeutics, DTx)について
DTxとは、疾病等の予防、管理又は治療を意図するソフトウェアを利用して、エビデンスに基づく患者様への治療的介入を行うものであり、患者様へのケアやアウトカムを最適化できるよう、ソフトウェア単独のみならず、医薬品や医療機器又は他の治療法と併用される場合もあります。
日本では、2014年の薬機法施行により、モバイルアプリを含めたプログラム(ソフトウェア)が単体で医療機器として取り扱われるようになりましたが、現時点では、DTxとして製造販売が承認され、販売されている製品は登場していません。

※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

株式会社Save Medicalについて

Save Medicalは、株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD)の子会社として2018年5月に設立され、デジタルヘルスに特化した事業を展開しています。そのひとつとして、生活習慣病患者向けの医療機器アプリの開発等を進めており、当該医療機器アプリの製造販売承認の取得及び販売の開始を目指しています。

代表者:代表取締役 淺野 正太郎
所在地:東京都中央区日本橋堀留町一丁目9番10号
U R L : http://savemedical.jp/

株式会社マクニカについて

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国81拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。

代表者:代表取締役社長 原 一将
所在地:横浜市港北区新横浜一丁目6番3号
U R L : https://www.macnica.co.jp/

 

<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社マクニカ  https://www.macnica.co.jp
経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853