

わたしのタネはやり切る力
新卒入社
ITエンジニア(サイバーセキュリティ)
ネットワークス カンパニー
第1技術統括部第2技術部
「お客様と日本経済をサイバー攻撃から守る」。そんな熱い気持ちで仕事に臨む檜垣は、日々の業務だけでなく知識の習得にも意欲的に取り組んでいる。管理職も志す彼の意識や習慣を変えたのはマクニカの文化だった。
Q1:現在の業務内容とやりがい
サイバー攻撃から
社会を守る最前線
私はエンジニアとしての知見を活かし、当社が取り扱う最先端のネットワーク・セキュリティ製品の技術的価値をお客様に理解していただくことを仕事としています。具体的には、ネットワーク・セキュリティ製品の新規提案や技術的な問い合わせの対応、お客様への製品活用方法のレクチャーなど幅広く担当しています。そのため、エンジニアでありながらお客様と接する機会が多く、営業担当と一緒にお客様を訪問する仕事が6割、製品のテクニカルサポートや検証といった業務が4割という割合です。
私が就職活動をしていた頃は日本でサイバー攻撃に対する危機意識が高まっていた時期で、サイバーセキュリティ業界はこれから大きく成長すると感じていました。マクニカはすでにこの分野に注力していたことに加え、面接でお会いする社員の皆さんが生き生きと働かれていて、権限委譲の文化もあるという点に魅力を感じ、入社を決めました。実際に今は、最先端のセキュリティ商材に触れて学べるだけでなく、その商材についての第一人者になれるというやりがいを感じています。

一方で、責任も非常に大きいと感じています。企業のネットワークがサイバー攻撃を受けると情報漏洩や生産停止などの大きな被害に繋がります。特に大企業の場合、被害の影響は1社にとどまらず日本経済全体へも波及しかねません。それを未然に防ぐのが、私のミッションです。
国内で影響力を持つ大企業の機密情報を、見えない外敵から守るという社会的意義の大きい仕事をしていると自負しており、「日本社会に大きく貢献している」という誇りを持って仕事に取り組んでいます。お客様への提案でも、部課長クラスや役員の方々へ直接プレゼンをすることもあります。
気後れする場面もありますが、「お客様をサイバー攻撃から守る」という自分のミッションを全うするため、強い気持ちを持って日々取り組んでいます。

1日のスケジュール
-
8:30
出社
スケジュール確認、メール・チャットのチェック、タスク整理、課の朝礼
-
10:00
顧客ミーティング
製品の新規提案
製品検証の支援(QAやトレーニング)など -
12:00
ランチ
チームメンバーや同期とランチ
-
13:00
社内定例ミーティング
新規提案中の案件の状況共有
販売促進のためのマーケティング活動進捗確認
既存顧客向けのテクニカルサポートケース方針相談など -
18:00
業務終了
資料作成・案件のまとめ・事務的な申請業務などの対応
明日のスケジュールを確認して終了 -
20:00
夕食
Q2:成長したエピソード
挑戦の文化が意識を変えた
私が入社して最も変わったのは「意識」です。私は元々保守的で慎重な性格でしたが、マクニカに入社してからは「何事にも挑戦してみよう」とポジティブな気持ちをもつようになりました。マクニカにある「年次に関わらず大きな仕事を任せる権限委譲の文化」が大きく影響しているのだと思います。
入社4年目には、大手部品メーカーに納品したセキュリティ製品に運用上の問題が生じ、社内の全端末のセキュリティ監視が停止になるかもしれないというトラブルが発生しました。私はお客様と仕入先メーカーの間に立ち、「優先度の高い端末から救う」という共通ゴールを設定し復旧を推進。結果、お客様の想定よりも被害を大幅に抑えることができ、お客様から感謝の言葉をいただきました。
もちろん、当社の製品で発生した事象であり、ご迷惑をおかけしたことは真摯に受け止め、再発防止に努めなければなりません。しかし、こうしたトラブルに逃げず向き合い、最短で解消することも私たちの役割です。もちろん不安やプレッシャーはありますが、上司や先輩、同僚が支えるフォロー体制がつくられています。チームメンバー同士で協力し合える環境があるからこそ、「任された以上は必ずやり切る」という気持ちと責任感を忘れずに仕事に臨んでいます。
また、マクニカには「最高の学びの環境」もあります。例えば月に一度の自主勉強会「セキュリティ・ナイト」では、最新のマルウェア解析や技術検証が共有されます。参加者は毎回20〜30名にのぼり、そこで得た知見をお客様への提案に活かすことができる。様々な分野の専門家が在籍していますし、学びの文化が根付いている環境で自分自身も意欲的に学ぶことができています。

MY VISION今後の目標・抱負
日々の仕事で感じているのは、日本におけるセキュリティに対する認識の甘さです。だからこそ、セキュリティ製品を広く普及させることが、今後の日本では絶対に必要だと考えています。「日本で一番」と言われるほど専門知識を身に付け、その重要性を説き、一社でも多くの企業に導入してもらうことで、日本のセキュリティに貢献したいです。
私自身のキャリアにおける次の目標は、管理職になることです。きっかけは、入社早々に出会った上司の存在。部下の力を引き出してチームを一つにまとめる力が高く、強い憧れを抱きました。後輩の育成にも積極的に関わることで、管理職に求められる力を磨き、組織により大きく貢献できる人材になりたいと考えています。