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わたしのタネは愚直さ

山田 悠祐

新卒入社 プロダクトセールス(CPSソリューション) クラビス カンパニービジネスソリューション
第2統括部カスタマーサクセス室

山田はAIを武器に、人手不足が深刻化する業界の業務効率化に取り組んでいる。彼が重要視するのは「現場の声」だ。愚直さを武器に前例のない挑戦に取り組み、「誰も実現していない未来」へと歩を進めていく。

Q1:現在の業務内容とやりがい

AIで社会課題に挑む
カスタマーサクセス

私は所属するカスタマーサクセス室では、AIなどの最先端技術を活用して、今までにないビジネスモデルを創り出し、社会課題を解決することをミッションとしています。
「マクニカの新たな柱となるビジネスモデルをつくりたい」「テクノロジーで世の中に貢献したい」という想いを胸に、事業戦略の立案やお客様への提案活動などに取り組んでいます。

私が主に担当しているのは、事故や不審行為などの異常・予兆を検知する映像解析サービスです。ビルやショッピングセンターの警備に活用されており、人手不足が深刻化する施設管理業界で注目を集めています。特に警備分野は施設の安心安全を守るという重要な役割を担っており、持続的かつ効率的な体制づくりが求められています。
こうした社会課題を背景に、私が担当するサービスの導入企業は日々増加しており、早い段階で事業は立ち上げフェーズから拡大フェーズへと移行しました。社内からの大きな期待がプレッシャーに感じられることもありますが、「このテクノロジーを世に広め、社会課題を解決する」という強い気持ちで臨んでいます。

業務風景

1日のスケジュール

  • 8:30

    出社

    スケジュールとタスクを確認

  • 10:00

    顧客ミーティング

    初回提案、進行中プロジェクトの課題整理、パートナーとの販売戦略議論など

  • 12:00

    ランチ

    営業先でおいしいご飯を探すかコンビニ弁当

  • 15:00

    社内ミーティング

    案件進捗のレビュー、社内オペレーション改善、方針レビューなど

  • 17:00

    タスク処理

    資料作成、メール対応、1日の業務効率化の検討

  • 19:30

    飲み会かバスケ

    お客様、同期ととにかく楽しい飲み会、
    もしくはバスケ

Q2:成長したエピソード

現場の声に学び、
愚直に挑み続ける

私たちのチームでは世にない事例を一から作り上げることが多いので、顧客の課題とそれを解決する道筋を構造化した上で、複数のステークホルダーと折衝しながら進行する必要があります。そんな中で私が大切にしているのは「現場の声を聞く」ことです。初めて私たちの映像解析サービスを導入してくださったのは、地方に多数の商業施設をもつディベロッパー企業様でした。警備員の人件費の高騰や高齢化に課題を抱えておられましたが、最初の提案から成約に至るまで一年ほどかかり、その道のりは決して楽ではありませんでした。
提案開始当初、我々は最先端のAIを扱っていたものの、警備業界の知見が乏しく、お客様の現状に即した具体的な提案ができませんでした。「我々が提供できる技術」の説明にとどまってしまっていたのです。そこで私は「お客様に寄り添った提案をつくり上げたい」と考え、何度も警備の現場に足を運びました。「警備員の方々がどのような業務を行っているのか」「どのようなことに時間をかけているのか」を入念にヒアリングし、現場で実際に起きている問題を洗い出しました。
その結果、リアルな現場を意識した提案をつくり込むことができ、お客様に導入を決めていただくことができました。

また、別の警備分野向けの案件では、不審な行動をする対象者をAIで検知した後、警備員を現地に向かわせるのではなく、遠隔で対象者に声をかける仕組みをつくり、更なる業務効率化を実現できました。こうした提案が実現できたのも、現場で直接お客様との会話を重ねるなかで「何が本当のメリットになるのか」を理解できたからです。マクニカのエンジニアはお客様の声をすぐにサービスに反映できる高い技術力を持っています。だからこそ、私がいかに現場で多くの声を吸い上げられるかが重要です。オンラインでの打ち合わせが主流になりつつありますが、生のお客様の「声」は現場でこそ聞こえてきます。これからも「現場主義」を徹底し、愚直に向き合い続けたいと思います。

業務風景

MY VISION今後の目標・抱負

私は今後、AIを活用して社会に大きな影響を与えるビジネスを創造したいと考えています。現在提供している映像解析サービスを警備分野にとどめず、マーケティング分析などにも広げていきたいです。また、最先端技術を組み合わせ、単体では解決できない課題に挑戦したいと思います。

更に、エンターテインメント業界など全く異なる分野でのソリューション創出にも関心があります。私はやりたいと思ったことに常に楽しく取り組める人でありたい。そのためには事業を立ち上げられる力と人間関係の構築が欠かせません。
若手に大きな裁量を与えてくれるマクニカだからこそ、そのような力をつけることができるし、前例のない挑戦ができると考えています。やりたいことへのエネルギーを原動力に自分の価値を最大化し、より大きな規模のビジネスを自らハンドリングすることで、「誰も実現したことのない未来」を創り出していきたいと考えています。

Message

マクニカの良さは、「自分で決めた頑張り方をサポートしてくれる」ことです。
私の場合、1,2年目はとにかくハードワークをして基礎を作り、3,4年目はいろいろトライしてやりたいことを見つけ、それ以降は1つのことにハマって極める、というように当時のマインドやレベルにあった頑張り方ができ、大いに成長できました。
面白い仕事は努力をし、かつ成果をあげている人こそが作り上げられるものですが、そこまでの道のりをサポートするだけでなく、新規事業の立ち上げという機会まで与えてくれたマクニカには感謝しかありません。

特に私の周りの先輩方は強くて優しいヒーローのような人ばかりでしたので、日本一いい環境で育ったと胸を張って言えます。
皆さんもぜひ、そんな環境で働ける充実したマクニカライフを送ることをご検討ください!

山田 悠祐