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わたしのタネは諦めない執念

川和田 唯

新卒入社 プロダクトセールス(半導体) アルティマ カンパニー
アナログソリューション事業部
プロダクトマーケティング部

米国の半導体技術を日本のメーカーへ橋渡しする川和田は、入社3年目に新機能追加を米国仕入先メーカーに粘り強く提案し、製品の大ヒットに貢献した。
背景にあるのは、「諦めない執念」で周囲を動かす力だ。

Q1:現在の業務内容とやりがい

新しいモノの誕生に
貢献できる仕事

私の主な仕事は米国の大手半導体メーカーから製品を仕入れ、日本の医療機器や民生機器メーカーのお客様へ提供することです。
私たちがお客様に商品を提案してから、その技術を搭載したモノが世の中に流通するまでには数年かかります。そのため、お客様には未来の世の中がどうなっているかを見据えた上で提案を行っています。
この仕事の醍醐味は、最先端の商品をお客様に提供し、まだ世に出ていない新しいモノの誕生に貢献できることです。

また、現在はデジタルに情報を提供・収集するためのコンテンツ作成にも注力しています。
もともと紙のカタログにしか載っていなかった情報をWebサイトに掲載したり、お客様に製品を採用いただいた事例の動画を制作して展示会などで使用したりすることで、お客様への情報提供の効率化を図っています。
地道な努力の結果、今年度だけでも数千件のお客様がデジタルコンテンツを見に来てくださり、大きな成果を生むことができたと自負しております。
そのようなデジタルな情報提供の場を用意すると同時に、商品情報にアクセスしたお客様の情報を収集できる仕組みも作りました。
今まで営業は顧客情報を自分たちの足を使って集めていましたが、その何倍も効率的に目的を達成することを実現できたのです。

業務風景

Q2:マクニカを選んだ理由

「オープン・フラット・フェア」
意見を言える、認め合える環境

マクニカの大好きな社風は、なんといってもオープン・フラット・フェアなところです。
入社前からマクニカはオープン・フラットな人間関係であると聞いていましたが、入社してみると想像以上に上司や先輩に対して本当に言いたいことを言うことができる社風でした。上司の意見に対して「間違っています」とはっきり自分の意見を主張することができ、その意見が論理的に正しければ、上司も「ありがとう」と言って自分の意見を受け入れてくれます。
今まで幾度となく上司と異なる意見を交わしてきましたが、嫌な顔ひとつされたことがありません。むしろ、「こうしたい」という想いをぶつけることを喜んでくれています。
もちろん、私自身の意見がいつも正しいわけではないので、自分の主張が通らないことも多々あります。ただし、お互いが正しいと思う意見を、気を遣わずに発信して議論することで、より良い結論が導き出せると思いますし、なにより納得のいくかたちで仕事を進めることができるので、マクニカのオープン・フラットな人間関係は誇るべき文化だと思います。

また、フェアに評価される環境も非常に気に入っています。
就職活動時、「スケールの大きい仕事にチャレンジできるような大手の会社に入りたいけど、年功序列で年を取るまで出世の順番待ちをする気はない」と考えていましたが、マクニカは社員の仕事の成果や仕事を進めるプロセス、そして意欲を年齢関係なくフェアに評価し、チャンスを平等にもらえるので、本当に自分に合う会社に出会えたと思いますね。

業務風景

1日のスケジュール

  • 10:00

    お客さま訪問

    会社へは寄らず、お客さまの事業所へ直行
    お客様の開発案件の進捗ヒアリング

  • 11:30

    ランチ

    お客様近くの定食屋で少し早めのランチ
    ランチ後、会社へ戻る

  • 13:00

    午後の業務開始

    Webコンテンツの企画「売れ筋の半導体特集」

  • 17:00

    海外仕入先とWeb会議

    新製品の日本でのプロモーション方法についてレビュー
    会議は時差の関係で早朝か夕方に行うことが多い

  • 19:00

    業務終了

    遅めに終了したので、明日は定時で業務を終えるようスケジュールセット

  • 20:30

    帰宅

    料理の訓練中
    夕食作りで、新たな料理本のレシピにチャレンジ!

Q3:成長したエピソード

「諦めない執念」が、
大ヒット商品誕生に繋がる

特に思い出深いのは、入社3年目に経験した案件です。
担当していたお客様は、他メーカーが実現できなかった新機能を搭載した次世代デジタルカメラを開発していました。開発計画を耳にし、すぐに提案しましたが「提案してくれた製品では機能が足りず、要求仕様を満たしていない。採用するためには新機能を追加してもらう必要がある」と指摘されました。半導体に機能を加えるのは容易ではなく、米国の仕入先メーカーと交渉し、多大なエンジニアリソースを投じてハードウェア自体に変更を加えてもらう必要があります。

そこで私は二つのことを心がけて仕入先メーカーと交渉を開始しました。
第一に、新機能追加に「協力するメリット」を明示すること。
日本市場の動向や需要予測の数字をまとめ、お客様のリクエストに応えることが大きな利益に繋がると訴求しました。
第二に、「ワクワク感」を共有することです。
開発される商品の先進性を伝えるため、仕入先メーカーの米国本社のキーマンを日本に招き、「世の中にない新しいモノを一緒に作ろう」とお客様と協同し、熱意をもってプレゼンしました。

結果、仕入先メーカーとの交渉は成立し、新機能が盛り込まれ製品はお客様に採用されました。発売後は大ヒット商品となり、目の前でその光景を見た時は、大きな達成感を覚えました。そして、世の中に新しい価値を提供できたことを非常に誇らしく思います。この案件を通して、まだ世に出ていないモノの誕生に貢献するには諦めない執念が必要だと学び、入社3年目でビッグビジネスに挑み成功できた経験は、その後の大きな自信に繋がっています。

業務風景

MY VISION今後の目標・抱負

どのような試みが営業活動の手助けになるのか、そしてどのような情報や方法であれば、お客様にとって有益になるのか、営業を経験した私だからこそわかることがたくさんあります。
今後も今までの経験を活かしてチームに最大限貢献していくつもりです。

新型コロナウイルスをきっかけに、BtoCだけでなく、BtoB業界でもデジタル化が進んでおり、ビジネスのやり方や仕組みが大きく変化しています。
10年、20年先は私たちが想像もできないことが当たり前になっているかもしれません。マクニカが、常に業界の変化の先頭に立ってリードしていけるように、営業活動の改革・改善を進めていきたいと考えております。
現在は情報提供と情報収集のデジタル化を進めておりますが、今後は社内情報管理のデジタル化も促進していきたいです。

Message

半導体業界は、いつだってフレッシュです。世界のどこかで日々生まれる技術革新やアップデートに触れつつ、時には自分がその中心で活躍できる。そんな環境で働けることに、私は日々「ワクワク」を感じています。これがマクニカの魅力だと思います。
ワクワクする毎日を、ぜひ私たちと一緒に楽しみましょう!

川和田 唯