



エンジニア職(半導体)
- 技術で社会貢献
- ピンチをともに乗り越える力
- 現状維持を許さない変革への志
マクニカのフィールドアプリケーションエンジニア(FAE)は、技術職でありながらコミュニケーション能力も求められる特殊な職種だ。
専門性と柔軟な対応力の両方を兼ね備えたFAEの三人が貪欲に求めるのは更なる「変革」だった。




SESSION MEMBER
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わたしのタネは技術で社会貢献
脇田 禅
新卒入社
アルティマ カンパニー第1技術統括部応用技術第2部所属。
フィールドアプリケーションエンジニア(FAE)として米国の大手半導体メーカーの製品を担当し、国内電子機器メーカーのお客様に対して技術サポートを行っている。 -
わたしのタネはピンチをともに乗り越える力
込山 真之
新卒入社
テクスター カンパニー第1技術統括部第1部所属。
10年以上にわたりドイツの半導体メーカーの製品を担当し、国内の産業・民生機器メーカーのお客様に対する技術提案や技術問い合わせ対応に従事。2022年から課長代理としてマネジメント業務にも注力している。 -
わたしのタネは現状維持を許さない変革への志
安田 優介
新卒入社
クラビス カンパニー第2技術統括部技術第2部所属。
入社以来、15年間一貫してFAE業務に従事。現在は部長として米国の大手半導体メーカーやベンチャー企業を担当するチームのマネジメントをする傍ら、自身も最先端商材の拡販活動や既存顧客への技術QA対応など、幅広い業務を行っている。
Q1:入社のきっかけ・理由
ユニークで快活、「外出する」技術職
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安田
大学生の頃、脇田さんは半導体とは全く異なる分野の勉強をしていたと聞きましたが、なぜマクニカに入社したのか教えてもらってもいいかな?
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脇田
私は大学で化学を専攻していました。就職先は研究開発や生産管理が一般的でしたが、その多くが工場やパイプラインにこもるポジションで、人と関わる機会が少ない職種が多いと感じたんです。「技術職でありつつお客様と接する仕事」を求めて就職活動をしていたところ、マクニカのフィールドアプリケーションエンジニア(FAE)という職種に出会い、「自分のやりたいことはこれだ!」と思えたことが入社の理由でしたね。
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込山
マクニカのFAEは、お客様と直接技術的なやり取りをしたり、営業と一緒にお客様先に訪問して製品提案をしたりする、営業のような側面もある職種ですよね。
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脇田
ただ、お客様だけでなく社内のメンバーとも連携して業務にあたるのですが、深い技術的な知見が求められるので、やっぱりFAEは「技術職」なんだと思います。
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安田
込山さんはなぜマクニカに?
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込山
私は就職活動当初はメーカー志望でしたが、マクニカの説明会でFAEの仕事を知り、同じ技術を突き詰めていくよりも様々な最先端技術に触れ、それを広めていく仕事のほうが合うと感じて、マクニカに興味を持ちました。
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安田
マクニカは数多くの海外仕入先と取引しているから、幅広い技術に携われる機会があるよね。入社の決め手は?
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込山
「人」ですね。マクニカの社員は明るく快活で、生き生きと働く姿に惹かれました。素直に「自分もこうなりたい!」と思いましたね。
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脇田
「すごくわかります!選考時に会った先輩社員は「キラキラ」していました。マクニカ社員は、自信やマクニカパーソンとしてのプライドから出てくる内面の魅力に満ちていますよね。
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込山
安田さんはどうしてマクニカに入社されたんですか?
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込山
私は高校時代のホームステイで英語が話せず悔しい思いをしたことがあって、将来はグローバルに働きながら、自分の語学力を磨ける環境に飛び込もうと決めていたんだよね。
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脇田
確かにマクニカの仕入先のほとんどが海外メーカーですもんね。やり取りや製品のドキュメントは英語が多いので、「グローバル」という軸にぴったりの会社だと思います。


Q2:業務のやりがい
逃げずに社会貢献を実現する
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安田
マクニカのFAEのやりがいはどんなところだと思う?
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脇田
ダイレクトにお客様のお役に立てるところだと思います。マクニカが提供している半導体製品は、ただ納品するだけでは設計・開発をうまく進められないため、膨大な量の問い合わせに対応する必要があります。適切な技術情報を提供し、お客様の設計・開発が進んだ時は、エンジニアとしてやりがいを感じますね。
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込山
私も同じです。特に大変なのは不具合対応ですが、問題を解決した後に感謝の言葉をいただけるとエンジニア冥利に尽きます。
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安田
FAEならではだね。私は、不具合対応は信頼を勝ち取るチャンスだと思っていて。緊急性が高くて、迅速かつ慎重な対応が求められるけど、真摯に対応すればお客様もマクニカのことを真のパートナーとして認めてくださる。

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脇田
まさに、マクニカのコアバリュー「ピンチをチャンスに」ですね!
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込山
マクニカにはそのピンチをともに乗り越えてくれる仲間が多いのもいいところですよね。数年前に大トラブルが発生した際、問題解決のためにお客様との電話会議が深夜に及んだことがありました。心身ともに疲れ切っていましたが、出張先から当時の上司が駆けつけてくれて、解決までサポートしてくれたのです。
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脇田
マクニカって上司が「逃げない」会社ですよね。私たちもその姿を見ているから「逃げない」マインドが身に付きました。
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込山
本当にその通りですね。あと、提案がお客様に刺さり、採用を決めていただいた時もやりがいを感じます!
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安田
営業とタッグを組んでお客様先を訪問し、ニーズに合った製品を提案できると本当に嬉しいよね。
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脇田
採用が決まり、お客様が装置の量産を迎えるまで、長期にわたって技術サポートを行う必要がありますが、無事その装置が市場に出るとなった時の喜びは言葉では言い表せないですよね!まさに、社会に貢献できたという実感を得られます。


Q3:今後の展望
現状に満足せず、チームから変革を
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込山
FAEにはコミュニケーション能力も問われますが、やはり「技術力を尖らせる」姿勢が大切ですよね。
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安田
「この分野であれば自分はスペシャリストだ!」というプライドをもって働く社員ばかりだよね。
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脇田
私の今後の目標は、皆さんのようなエキスパートになることです。お客様や仕入先メーカーにも負けない技術力を身に付け、マーケットで価値のあるエンジニアに成長したいです。
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安田
素晴らしいね!マクニカが技術商社と呼ばれるのは、私たちエンジニアの質の高い技術サポートがあるから。先輩社員が築いてきたものを引き継いで、これまで以上に高いレベルのサポートをお客様に提供していけるようになりたいね。
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込山
マクニカの半導体事業は現在売上・利益ともに目覚ましい成果を出していますが、後輩が「今売れているからといって、このままでいいわけない」と話しているのを聞いて、私も身が引き締まりました。
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安田
現状維持では新しいものは生まれないからね。今が良くても将来はわからない。だからこそ一人ひとりが変革を起こす意識が大切だよね。
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込山
おっしゃる通りです。その意味では安田さんは今後変えていきたいことはありますか?
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安田
もちろんあります!日本メーカーのお客様は、昨今製造コストを抑えるために製造拠点を海外に移しているよね。半導体単体の販売を続けるだけでは、商圏の制約で製造拠点が海外の案件に関与できないケースも出てくるはず。
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脇田
確かに、ハードウェアの開発・製造は海外の委託先に任せてソフトウェアで付加価値を出そうとしている国内メーカーが増えていますよね。
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安田
だからこそ、半導体部門でもサポートフィーを獲得するビジネスモデルや、完成品・ソリューション販売を更に増やしていく必要がある。新事業の立ち上げに特化した部署だけでなく、半導体部門も変革を起こし、新しいビジネスを構築していきたいよね。若手・中堅・ベテラン関係なく、チーム一丸となって高い目標に向かって日々邁進していこう!
