名古屋自動運転EXPOレポート

2019年9月18~20日の3日間、ポートメッセなごやで第2回自動運転EXPOが開催されました。
弊社マクニカブースでも本年は昨年以上に多くのお客様にご来場いただきました。
ご来場頂きましたお客様におきましては、ご多忙の折にもかかわらず弊社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。

本コラムでは弊社ブースで展示させていただきました内容について、改めてご紹介させていただきます。

センサーソリューション

今回、マクニカではセンサーソリューションとして、先日代理店締結のプレスリリースをさせていただいたInnoviz社のLiDARセンサーを中心に、
量産中のLiDAR『InnovizPro™』と車載向けで2021年末に量産予定のLiDAR『InnovizOne™』を展示いたしました。

ブースでは『InnovizPro™』を2台を使用して、ライブデモを行い、お客様には実際にLiDARが取得するデータをご覧頂きました。
デモを通して「写真の様だ」、「白線まで見える」、「視点が変えられるのはすごい」などのご意見を頂戴いたしました。お客様には同製品の性能の高さを実感して頂けたかと思います。

プレゼンテーションコーナーでは『マクニカと学ぼう!LiDAR入門』と銘打ち、
「LiDARとは何か」といったLiDARセンサー技術の基礎から同センサーの応用分野までを紹介させて頂きました。
こちらにも、本当に多くの方に足を止めて頂き、関心を持っていただけたのではと思っています。

データソリューション

自動運転に関するデータソリューションのブースでは、『データ収集 x AI構築サービス』、『データ可視化サービス』を出展。

『データ収集 x AI構築サービス』コーナーでは、マクニカのデータ収集車両を利用した学習用データ収集から、アノテーション、AIモデル開発に加えて、更にはAIの品質検証を行う新たなサービスをご紹介させて頂きました。
また自動運転に必要となる高精度3次元地図の生成、GAN(Generative Adversaria Networks・敵対的生成ネットワーク)を用いた学習用画像生成もご紹介。GANについては皆様のご関心も高く、非常に多くのご質問を頂戴いたしました。

モビリティサービス向けリアルタイム需要予測等、自動運転実現に向けた様々なサービスもご紹介させて頂きました。

『データ可視化サービス』では、エッジに点在する様々なIoTデータをクラウドでの高度なGIS(地理情報システム)マッピング技術により、
リアルタイムでひとつのマップ上で可視化するプラットフォームをデモンストレーションにて体験いただきました。これは自動運転のみならず、マルチモーダルシステム・スマートシティなど様々なご用途で活用ができるサービスと考えております。

今回、弊社ブースには、自動運転の開発に従事されている方々だけでなく、物流業界、工場、建設関連等、様々な業界のお客様にもご来場いただいており、
「AIを活用して業務における課題を解決したい」、「自社で開発したAIの精度を上げたい」、「どのようにAIを導入すべきなのか」など、
お客様の抱える課題が多種多様であると改めて実感し、より良いサービスの開発に向けたヒントが見つかった良い機会になりました。

マクニカでは今回のEXPOでご紹介したサービス以外にも、自動運転の実証車両のご提供やセンサーインテグレーションサービスなどお客様の課題を解決できるソリューションを多数揃えておりますので、お困り事がありましたら是非お問い合わせください。