サイト内検索

マクニカ、ASMで発見した未把握資産まで対象に漏洩情報を高精度に発見するダークウェブ調査サービス「ANTERAS DarkWeb」を提供開始~ランサムウェア攻撃の主要な侵入口である漏洩情報の悪用を未然に防止~

 株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、ANTERAS ASM*1で発見した未把握資産まで対象に漏洩情報を高精度に発見するダークウェブ調査サービス「ANTERAS DarkWeb」の提供を開始することを本日発表いたします。
 本サービスは、予防型サイバーセキュリティサービス「ANTERAS(アンテラス)*2」のラインナップとして、ANTERAS ASMで培った資産把握の知見を活かし、自社で把握できていない海外拠点・グループ会社の資産を含めた網羅的かつ高精度なダークウェブ調査と、対処の優先順位付けを提供するものです。これにより、ランサムウェア攻撃などの主要な侵入口となっている漏洩情報悪用の未然防止を支援します。

■背景:漏洩情報が、ランサムウェアの主要な侵入口に
 日本でのランサムウェア被害報告件数は過去5年間で累計1,021件にのぼり*3、依然として多くの被害が発生しています。攻撃者の侵入手口は、VPN機器やリモートデスクトップ(RDP)など外部に公開された資産が大多数を占めていますが、中でも近年では脆弱性のある機器だけでなくパッチ適用済みの機器を経由した侵入も増加しています。警察庁の調べによると、侵入経路とされる機器の内40%以上がセキュリティパッチの適用済みであり*3 、2023年以降高水準で推移しています。このことから、正規のIDやパスワードなどの認証情報の悪用が侵入手口の一つとなっている可能性が考えられます。

 そのため、ランサムウェア攻撃の予防のためには、ダークウェブ上で流通している漏洩情報を把握し、悪用される前に対処する必要があります。しかしながら、こうした漏洩情報の量は膨大なため、その中から自社に関連する情報を企業の情報システム部門だけで正確にかつ継続的に把握することは容易ではありません。また、漏洩情報の種類や漏洩経路によって、悪用される可能性や事業への影響度、求められる対応の優先順位は大きく変わります。例えば、漏洩内容が、VPN、AD、IdP/SSの管理者アカウントである場合と、利用サービスの認証情報である場合とでは、悪用される可能性や被害の影響度に差があります。また、漏洩原因がInfostealer(情報窃取型マルウェア)の場合、他の原因による漏洩よりも緊急度が高く、対策方法も異なります。 

 このように、漏洩情報ごとにリスクや対応が異なる中で、すべてに個別対応するその場しのぎの運用では負荷が高まるだけでなく、対処漏れのリスクも増大するため、自組織に関連する漏洩情報を網羅的に把握し、「どの認証情報が」「なぜ漏洩したのか」を特定することで、優先度に応じた対策と根本原因への対処を実施することが重要です。

■「ANTERAS DarkWeb」の概要
 「ANTERAS DarkWeb」は、マクニカのアナリストが、「ANTERAS ASM」が発見したお客様に関連するドメインやNetblockなどの公開資産を起点に、表層Web・ディープウェブ・ダークウェブ上の漏洩情報を調査し、影響度や漏洩原因の分析結果を付与したレポートを提供するサービスです。

<本サービスの主な特長>
1. ASMで発見した未把握資産まで対象にした高精度な調査
 マクニカのセキュリティ研究センターを中心とした専門アナリストが、ANTERAS ASMで発見した未把握資産を含む幅広い資産情報を起点として活用することで、自組織に関連する漏洩情報を高精度に特定します。これにより、海外拠点やグループ会社の資産に起因する漏洩情報や侵入リスクまで把握することが可能です。

2. 「種別」と「漏洩原因」に基づく対処の優先順位付け
 漏洩情報を「情報種別」と「漏洩原因」の観点で分析します。影響度や悪用可能性に応じて、優先的に対処すべきリスクを特定します。また、漏洩原因を特定することによって、MFA(多要素認証)の強化やマルウェア駆除など、根本要因への対策につなげることができます。

<ANTERAS DarkWebの支援内容>

 

■今後の展開
 マクニカは、「ANTERAS ASM」による外部公開資産の継続的な把握と、「ANTERAS DarkWeb」による漏洩情報の可視化を組み合わせて提供することで、外部公開資産と認証情報という、攻撃者に狙われる2つの主要な侵入口の一元的な管理と対処を支援していきます。そして、外部公開資産起因・漏洩情報起因のインシデント発生確率を1%でも減らし、企業の予防型サイバーセキュリティの実現のために尽力してまいります。

*1:「ANTERAS ASM」とは
マクニカは、2021年6月、日本でいち早く自社開発のASMソリューションの提供を開始しました。「ANTERAS ASM」は、マクニカセキュリティ研究センターの知見を活用した独自開発のAI駆動型ツールに加え、必要に応じてエキスパートによる調査も行うことで、正確かつ網羅的な調査を実現しています。お客様自身が把握できていないドメインや野良サーバなど、海外拠点を含めた資産の洗い出しが可能となり、攻撃者の動向を考慮した独自のリスク指標に基づき、リスクの高い資産から効果的に対処をすることができます。なお、本ソリューションは2026年5月27日より「Macnica Attack Surface Management」から「ANTERAS ASM」へ名称変更しています。
詳細は、Webサイトをご覧ください。
URL:https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/anteras/asm.html

*2:「ANTERAS」とは
攻撃される前に企業のサイバーリスクを可視化・見極め・対処まで支援する、マクニカの予防型サイバーセキュリティサービスです。マクニカは、「リスクを照らし、サイバーセキュリティの灯となる。」というANTERASのMissionのもと、企業が確かな判断を持ってサイバーリスクに向き合える社会の実現を目指しています。

*3:警察庁「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(2026年3月)
URL:https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/index.html

【製品の詳細はこちら】
URL:https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/anteras/anteras-darkweb.html

【製品に関するお問い合せ先はこちら】
株式会社マクニカ ANTERAS担当
TEL:045-476-2010
E-mail:sec-service@macnica.co.jp

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカ及び各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。

株式会社マクニカについて

マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界33か国/地域100拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社マクニカ     https://www.macnica.co.jp
広報室 宮原、磯﨑 E-mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル