icetana Limited
アイセタナ
3つのポイント
POINT -1-
「いつもと違う」さまざまな異常を発見できる
「icetana」は監視カメラの映像から通常状態を自律学習することで、「いつもと違う」さまざまな異常を検知します。警備員は、検知内容から状況を判断した上で対応要否の判断ができます。
POINT -2-
運用時の設定変更が不要
「icetana」が各カメラにおける直近1週間の状態を曜日・時間帯ごとに通常状態として学習し、自動的にアップデートします。複雑な設定変更などは不要で、施設の環境変化にも柔軟に対応できます
POINT -3-
大規模な工事などが不要
既設のカメラが利用できます。カメラの変更や増設の際に大がかりな準備や費用は必要なく、数百台規模での運用が可能です。※ご利用いただけないカメラもあります。詳細はお問い合わせください。
施設警備を効率化・高度化
1. 多数のカメラから異常を効率的に発見
icetana独自のビデオディスプレイ機能「リアルタイム Live Wall」により、多数の監視カメラ映像から異常が検知された映像だけをリアルタイムにモニターへ表示します。これにより、監視者は多数の監視カメラに対応することができます。
2. 警備リソースを最適化
膨大な数のカメラの映像確認を巡回・立哨で補う必要がなくなり、警備員を必要な時間・場所に重点的に配置することができます。
3. 様々な異常への発見力と対応力の向上
人の場合、「いつもと違う」状況に気が付くためには経験が必要です。「icetana」は熟練者でなくても異常への気づきをサポートすることが出来るため、属人化を防ぎ警備の質を高めます。
icetanaの特長
1. 迅速な導入
オンプレミスで導入可能です(クラウド環境をご希望の場合は応相談)。また、操作はすべてウェブブラウザ上で完結できます。
2. 転倒検知に対応
商業施設の事故原因として最も多い※転倒の検知に対応しています。
※消費者庁:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/pdf/safety_caution_161207_0001.pdf
3. 事件の報告
過去に発生した異常をすばやく確認でき、動画の共有も可能です。ChatGPT連携でレポートの自動作成ができます。
4. 継続的な自律学習
初めの24時間で学習し、1週間で最適化します。カメラごとに継続して改善を行います。
5. システム連携
今お使いのVMS(Video Management System)やクラウド録画サービスとの連携も可能です。(ArgosView及びSafieとの連携が可能 ※2023年8月現在)
異常検知の詳細
1. 通常と異なる「位置」
本来あるべきではないエリアに人・車両・二輪車がある場合に異常として検知します。
< 検知例 >
・飲食/飲酒/撮影や迷惑行為による滞留
・危険行為(こどものいたずら、ルートの異なる搬入)
・パーテーション内/植木への侵入
・喫煙、タバコポイ捨て
・策の乗り越え動作
・違反注射、駐輪
・人の車道通行、車両の歩道通行
2. 通常と異なる「数」
人・車両・二輪車の数が通常よりも異常に多い、もしくは少ない場合に異常として検知します。
< 検知例 >
・たむろ/飲酒/無断撮影などの迷惑行為
・交通渋滞
・人数制限の違反
・抗議行為
・非常口の使用
3. 通常と異なる「速さ」
通常より速く動く人・車両・二輪車を異常として検知します。
< 検知例 >
・危険な搬入作業(無理して早く運ぶ等)
・スケートボード
・車両のスリップ
・スピードを出している車
・自転車/バイクの通行違反
4. 「時間帯ごと」の通常と異なる状態
予期されない時間帯に人・車両・二輪車が存在する場合に異常として検知します。
< 検知例 >
・夜間のたむろ/飲酒行為
・閉店後の侵入
・時間外の利用
・パーテーションエリアへの侵入
5. 通常と異なる「方向の動き」
通常とは異なる方向に人・車両・二輪車が移動する場合に異常として検知します。
< 検知例 >
・エスカレーターでの逆走
・エスカレーターの逆走
・車両/自転車の逆走/スリップ
6. 人の転倒
人が床に3秒以上横たわった場合に異常として検知します。
< 検知例 >
・転倒者/傷病者
・うつぶせになったメンテナンス作業員
・子供が寝転んでいる状態
・転倒に繋がる暴力的な行動
7. 火・煙の発生
火・煙を確認した場合に異常として検知します。
< 検知例 >
・設備からの発火及び発煙
8.滞留
人が滞留している場合に検知します。
< 検知例 >
・一定時間同じ場所に滞留している人物
・施設の入り口/出口に発生した群衆
・喫煙者の集まり
9.人物・車両カウント
カメラごとに、1時間/1日に検知した人数・車両数のカウントアップ数を表示します。
< 活用例 >
・混雑時間、場所の把握
・施設外周の交通量の把握
・マーケティングデータの取得、テナントへの提供
10.ヒートマップ
各カメラの画角内における人物/車両/自転車の滞留時間/数の相対値の分布を表示します。
< 活用例 >
・交通状況、キーエリアの把握
・滞留時間の把握
・警備体制の見直し、強化
・施設内レイアウトの改善
11.荷物の放置
一定時間、荷物(スーツケースやリュック)が放置されている場合に検知します。
< 活用例 >
・盗難の防止
・不審物の特定による潜在的リスクを軽減
システムの利用イメージ
icetanaは、LiveWall™に異常と判断した事象だけをリアルタイムにモニターへ表示します。検知された映像には検知理由や検知箇所が明確化されているため、対応すべき異常かすぐに判断することが可能です。
また、検知した異常を振り返る際にも、検知対象や検知理由、カメラでフィルターをかけることができるため、容易に特定の異常を探すことができます。映像はその場でダウンロードが可能で、直ちに共有・報告をすることもできます。
活用例
導入までの流れ
STEP1. 「icetana」のご説明・現状調査
「icetana」で実現できることをご説明いたします。詳細提案をご希望される場合、監視カメラの配置/画角、現状の警備体制などの調査を行います。
STEP2. ご提案
お見積もり、仕様、導入スケジュールなどのご提案とともに想定される費用対効果をご案内します。
STEP3. システム調達・構築
実証実験に必要なハードウェアの調達とエンジニアリング構築を実施します。
STEP4. 実証実験
現場における「icetana」の有用性をご理解いただき、警備オペレーション効率化のご提案と実装まで、伴走しながら支援します。
STEP5. 本番運用、運用後のサポート
定期的に導入後の効果や課題などをヒヤリングさせていただき、導入効果が最大化するよう支援します。
お問い合わせ
icetanaは国内での採用実績も多数ございます。施設警備に課題をお持ちの方は、今すぐお問い合わせください。