半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:原 一将、資本金111億94百万円)は、この度、医療系最先端技術の開発やグローバル展開の支援を手掛ける株式会社日本医療機器開発機構(以下JOMDD、本社所在地:東京都中央区日本橋本町2-3-11、代表取締役:内田 毅彦)へ出資したことを発表いたします。

 近年、デジタルヘルスは、医療・健康・介護の技術革新によって生まれる新産業として期待が高まっています。個人レベルでの通信インフラの普及等を背景に、ヘルスケア分野へのICT等のデジタルテクノロジーを応用した健康機器やソフトウェア製品の開発が進んでおり、米国においても、ヘルステックベンチャーへの投資は引き続き増加傾向にあります。

 マクニカは、技術革新が起きている、また今後さらに拡大すると考えられる市場をターゲットとした新規事業創出の活動を積極的に行っています。その一環として、デジタルヘルス領域の事業開発に取り組んでおり、2018年11月にデジタルヘルス開発に特化したスタートアップ企業であるセーブメディカルに出資しました。そして今回のJOMDDへの出資により、マクニカの当該領域の拡大を加速させていく予定です。

 JOMDDは、医師が2012年に設立したスタートアップ企業で、医療シーズの事業化を手がけ、すでに上市やエグジットした製品もあり、最先端医療機器の知見を有しています。ビッグデータやAI、IoTなどは、マクニカの技術との親和性が高く、JOMDDが開発するポートフォリオの中でも特にデジタルヘルス製品へのシナジーが考えられます。

 今後は、マクニカのもつ世界最先端テクノロジーの知見やグローバルネットワークのアセットと、JOMDDのもつ最先端医療機器の知見や医療機関とのネットワーク等を連携し、医療・健康・介護などのヘルスケア分野に、デジタルテクノロジーを応用した機器やソフトウェア開発事業を行う企業を支援していくことで、デジタルヘルス領域のイノベーションを促進していきたいと考えています。

※マクニカが2018年11月に出資したセーブメディカルは、JOMDDの開発子会社です。
※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

JOMDD(株式会社日本医療機器開発機構)について

日本のアカデミアや企業等と連携し、医療系スタートアップ支援や医療機器製品等を事業化する国内初のインキュベーターです。世界で広く利用される国産製品を育てるべく、日本医師会や地方自治体との連携や企業向けにコンサルティングを実施するなどしています。主なポートフォリオには、㈱エクスメディオ(㈱マイナビへ2019年4月にExit)や2018年10月に約20億円を調達した㈱メルティンMMI、2018年6月に約3.5億円を調達したシンクサイト㈱があります。また、米国拠点も活用しながらこれまでに世界約40カ国で医療機器代理店契約を締結するなど、医療機器等の海外展開でも実績を有しています。

 代表者 : 代表取締役 内田 毅彦
 所在地 : 東京都中央区日本橋本町二丁目 3 番 11 号 日本橋ライフサイエンスビルディング 601 号室
 設 立 : 2012年
 URL : https://jomdd.com/

株式会社マクニカについて

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界23ヶ国80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。

詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

 

本件に関するお問い合わせは下記にまでお願いいたします。

株式会社マクニカ  https://www.macnica.co.jp
経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail: macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853