2019.3.29
株式会社マクニカ

マクニカ、ディープラーニング用システム「NVIDIA® DGX-2™」を導入
~AIソリューションサービスプロバイダーとして、コンピューティングリソース強化でサービス拡張を目指す~

 半導体、セキュリティやネットワーク機器、AI製品の輸入、販売、開発を手掛け、AI導入支援サービスを提供する株式会社マクニカ(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:中島 潔、以下マクニカ)は、「NVIDIA® DGX-2™」を、マクニカが事業の柱の一つとして展開するAI導入支援サービス強化のため、2019年3月1日に導入したことを発表します。「NVIDIA® DGX-2™」は、NVIDIA社が開発するシステムの中でもAIシステムには必須である並列コンピューティングやディープラーニングに最適化された最上位機種となります。高速に相互接続された16基のGPUを搭載し、1台あたりの計算処理能力が1秒間に2,000兆回の浮動小数点演算といったディープラーニング性能を実現しています。
 今回の導入により、AIソリューション提供の基盤となる学習モデル生成に必要なコンピューティングリソースの強化を図り、加速度的に複雑かつ高度になるデータ分析に要する計算時間を大幅に短縮することで、提供ソリューションのクオリティの向上を目指します。

■導入の背景

 デジタルトランスフォーメンションが進んでいく大変革の時代において、多くの企業・組織ではAI技術の活用が戦略的な最優先事項となり、AIの利活用によるビジネス付加価値の創出・最大化が模索されています。そのような中、従来、現場の職人や匠の持つ技術や暗黙知によって発見・解決されてきた課題を、散在している既存データを収集・分析しデジタルデータとして資産化することで解決していくというプロセスが、デジタルトランスフォーメーション時代の新しい現場力として認識されつつあります。

 この新たな現場力には、AIの利活用による付加価値の創出、深まる人材不足を解決する省人化、そして現場技術の承継が実現されなければなりません。そのためには、データは収集されるだけでなく分析のために精製される必要があります。しかしながら、テクノロジーの高度化に伴い現場で収集されるデータは加速度的に増大し、データを活用するためのデータ精製・分析の精度とスピードが必然的に求められるようになってきています。そこで、現場でAI活用を実現したいと模索している企業に対しAIソリューションを提供・支援を行ってきたマクニカでは、精緻なAIモデル生成に必須となる複雑計算の高速処理を行える「NVIDIA® DGX-2™」を導入することで、潤沢なコンピューティングリソースの確保を実現しました。

■コンピューティングリソース拡張による想定効果

AIモデルの開発、組み込みサービスの向上、納期短縮

 マクニカは、お客様の課題をシステム要件に落とし込み、エコパートナーと自社のデータサイエンティストが最適なAIモデルを開発、クラウド環境のAIモデルへの実装からエッジ端末へのAIモデルの組み込み、および現場への実装までを支援しています。そのプロセスにはお客様のデータ収集・分析は必須であり、今回のコンピューティングリソースの大幅な拡張により、提供サービスの質を高め、ソリューション提案までの納期短縮につなげていきます。

AI関連ソリューションのサービスポートフォリオの拡張

 現在、マクニカではAI事業のターゲット市場として、AI x IoTソリューションを提案する製造業はもとより、流通、ヘルスケア、電力業界向けにもAIソリューションを提供しています。お客様が現場で抱えている課題に応じて、最適のテクノロジーフィッティングを行うサービスや、データ取得からシステムへの実装までをワンストップで行うソリューション提案など、さまざまなサービス提供フェーズにおいて高精度なデータ分析が求められます。今回のコンピューティングリソース強化により、今後提案していくターゲット市場およびAIソリューションポートフォリオの幅を拡張していく予定です。

 

■AIワークロードをサポートする「NVIDIA® DGX-2™」概要

 「NVIDIA® DGX-2™」は、NVIDIA社が開発するシステムの中でもAIシステムには必須である並列コンピューティングやディープラーニングに最適化された最上位機種となります。高速に相互接続された16基のGPUを搭載し、1台あたりの計算処理能力が1秒間に2,000兆回の浮動小数点演算といったディープラーニング性能を実現しています。

 マクニカは、「NVIDIA® DGX-2™」を利用することで開発・検証環境の準備に時間を費やすことなく、より大容量で複雑なデータの並列処理が高速に行えるようになるため、お客様の課題解決のための大規模なAIモデル開発に取り組むことができます。

GPU 16 x NVIDIA TESLA V100
System Memory 1.5TB
GPU Memory 512GB
Storage 30TB NVME SSD 内部ストレージ
CPU Dual Intel Xeon Platinum 8168, 2.7GHz, 24 コア
Network 8 x 100Gb/sec, Infiniband/100GigE, 及び Dual 10/25/40/40/100 GbE
最大消費電力 10 kW
ソフトウェア Ubuntu Linux OS

 

■今後の取り組み

  マクニカは、半導体、ネットワークの技術商社として、世界中の先進技術、ソリューションを提供してまいりました。また、1月にはマクニカ独自のAI事業である、国内外の人・技術・経験をつなぎ、企業のデジタル変革を支援するAI活用の伴走者としての"macnica.ai"全体のポートフォリオ像を発表したところです。今回の「NVIDIA® DGX-2™」により、半導体、ネットワーク機器販売に次ぐ、第3の事業の柱としてのAI事業をさらに加速させ、最先端のAI環境およびソリューションの提供を通じて、お客様の更なる業務効率化やデジタルトランスフォーメーションに貢献していきます。「NVIDIA® DGX-2™」の活用を含めたAIシステムの構築や運用サービスの提供など、AI事業全体で今後5年を目途に300億円を目指します。
  また、マクニカは、4月3日(水)~5日(金)に東京ビッグサイトにて開催される日本最大のAI展示会である「第3回 AI・人工知能EXPO」に出展(ブース15-1)し、マクニカ独自のAIソリューションを実例も含め紹介します。

 

エヌビディア合同会社 日本代表 兼 米国本社副社長 大崎 真孝氏からのコメント

 エヌビディアは、株式会社マクニカ様における、ディープラーニング用システム「NVIDIA® DGX-2™」導入を歓迎します。エヌビディアは、お客様のビジネスを支援するGPUの提供にとどまらず、マクニカ様との強力なパートナーシップを構築し、その先にいらっしゃるお客様のビジネス成長の加速に伴に貢献させていただきます。今後もエヌビディアはマクニカ様との緊密な協力関係のもと、お客様のディープラーニングのニーズをサポートし、お客様のAIを活用したビジネスの付加価値の最大化を目指してまいります。

※ 本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ 出典 http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2018/index.html

株式会社マクニカについて

マクニカは、1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューションプロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。さらに、近年では、技術革新が起きている、また今後さらに拡大すると考えられる市場をターゲットとした新規事業創出の活動も積極的に行っています。当社は、横浜に本社を構え、日本を始めとしたアメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、イスラエル、香港、台湾、韓国、中国、シンガポール、タイ、インド、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、インドネシアの世界22ヶ国78拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。
詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

本件に関するお問い合わせは下記にまでお願いいたします。

株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp

経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail:macpr@macnica.co.jp

〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853