2019.1.24
株式会社マクニカ

マクニカ、AI事業"macnica.ai"のポートフォリオ全容を発表
~国内外の人・技術・経験をつなぎ、企業の変革を支援するAI活用の伴走者となります~

 半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:中島 潔、資本金111億94百万円)は、これまでマクニカグループ内で展開してきたAI領域におけるビジネスの統合ブランド"macnica.ai"を2019年1月より始動することを発表します。

■背景
 深まる人手不足の中、現場力の維持・強化、さらに非連続の打ち手を担うようなデジタル人材等の人材育成・確保の必要性は理解されるものの、まだまだその実は足りません。人材育成は急務ですが高付加価値を生み出す人材の育成には時間がかかります。デジタライズが進む変革の時代において、世界的規模で起こる環境変化に対応し持続的な成長を実現するためには、IT、なかでもAIの利活用による付加価値の創出・最大化が必須です。付加価値の源泉となるデータの利活用は現場から経営部門へと広がってきているものの、実際の利活用は端緒についたばかりと言えます。macnica.ai は、この人材不足を"人とテクノロジーとAI利活用の経験"で補い、日本企業の持続的な成長へ寄与することを目的としています。

■macnica.aiのミッションステートメント
 「macnica.aiは、国内外の人、技術、経験をつなぎ、伴走型のパートナーとして、デジタル変革をお客様とともに実現します。」

1. 人をつなぐ
 AIを駆使したデジタル変革を実現していくには、データサイエンティストを中心とした人的資源の確保が重要になります。国内だけでは充足できないデータサイエンティストを、海外からも調達することで国内のお客様、パートナー様と繋ぎ、ともに活用していきます。

2. 技術をつなぐ
 国際競争に勝ち残っていくためには、最新の技術を活用することが重要です。世界中の最新の技術を国内のお客様、パートナー様と繋ぎ、お客様の国際競争力に寄与していきます。

3. 経験をつなぐ
 激しい国際競争の中で、国内事例に加え、海外事例に基づいた経験をお客様、パートナー様と繋ぎ、AIの活用を加速します。

 マクニカは半導体、ネットワークの技術商社として、世界中の先進の技術、ソリューションを提供してまいりました。ここで培ったグローバルビジネスの経験を生かし、先進的な商材の開拓はもとより、海外のデータサイエンティストのリソースの活用、海外事例のノウハウの国内への展開などにより、国内のAIの活用を推進し、お客様のデジタル改革を実現していきます。

■macnica.aiの全体像

1.フルカスタマイズのAIプラットフォーム
お客様の目的に合わせてフルカスタマイズしたAIプラットフォームを提供します。お客様の経営課題、事業課題と保有しているデータセットに基づき、AIを活用する業務の選定から仮説・検証、実装、運用までを支援します。

2.AIモデルの開発、組み込み
お客様の課題をシステム要件に落とし込み、エコパートナーと自社のデータサイエンティストが最適なAIモデルを開発します。クラウド環境へのAIモデルの実装はもちろん、エッジ端末へのAIモデルの組み込み、および現場への実装までを支援します。

3.DIY型AIモデル開発ツール
自社のデータサイエンティストを抱えるお客様には、DIY型のAIモデル開発ツールを提供することでモデル開発の自動化を支援します。これにより、データサイエンティストは重要な業務にフォーカスすることが可能になります。※DIY:Do It Yourself

4.AI関連ソリューション
 ①半導体・モジュール・ボード
 GPUやFPGAなどのAI学習環境、エッジの実行環境に関わる半導体からモジュール、ボードまで幅広くソリューションを提供しています。
 自社ブランドであるMpressionにおいて、AIを活用した物体認識ソリューションなども自社開発しています。

 ②自社製エッジ端末
 製造現場または工作機械などお客様の製品において、データの取得や、AIモデルの実行を行うエッジ端末を自社開発しています。
 自社製品であるSENSPIDERは高サンプリングなアナログデータを直接取り込んで、AIの判定までエッジで行えるのが特徴です。

 ③先進的なセンサー技術
 半導体技術商社の強みを活かし、多様なデータを取得するために、世界中の先進的なセンサー技術を持った半導体や製品を提供していきます。

 ④自動運転ソリューション
 レベル3以上の自律型の自動運転では、システムが周囲の環境を認知し、状況を判断しながら走行しなければなりません。
 認知や判断にAIを使うことは自動車業界全般の動向になっています。
 AI構築におけるお客様の課題に対して、データ収集・アノテーションなどのデータ前処理からAI構築、及びAI検証用の自動運転の研究開発プラットフォームとして、
 各種センサー、AIエンジン、自動運転ソフトウェアを実装した実証車両の販売及び開発支援までをワンストップソリューションとして提供していきます。

■ターゲット市場
1.流通、ヘルスケア、電力業界、およびマーケティングソリューション
1月7日に関係会社化を発表したCrowdANALYTIX社のソリューションを、流通、ヘルスケア、電力業界向けソリューション、およびマーケティングソリューションとして提供します。

 ・(お客様の声)株式会社トライアルホールディングス
  取締役  西川 晋二様
   当社は流通情報革命をリードしていくNo.1リテールテクノロジーカンパニーを目指しています。
   海外の先進のテクノロジーを提供するマクニカは当社の重要なテクノロジーパートナーです。
   CrowdANALYTIX社から当社データの分析をもとに提供されたインサイトは、当社のリテールAI戦略に効果的なものでした。
   米国の先進的な流通小売企業と多くのビジネス実績を持つCrowdANALYTIX社との、これからのコラボレーションに大きな期待をしています。

 ・(お客様の声)株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ
  情報システム部 兼 新規事業推進室 部長 ユリシスプロジェクトリーダー 北郷 利幸様
   経営課題を解決するため、マクニカとさまざまな試みを企画してきました。
   特に施設拡大の中、当社の介護ノウハウをより高いレベルで平準化し、イノベーションを起こし業界をリードする為にはAI技術を融合する事が必要不可欠と判断しました。
   課題抽出から開発、AI実装までの実績を数多く持つCrowdANALYTIX社には当社にマッチしたカスタムAIを期待しています。

2.製造業
製造業向けにIoTとAIを組み合わせたソリューションを提供しています。

 ・テクノロジーフィッティング
  予兆検知、最適化、不良原因分析などのお客様が抱えている課題を、現場の調査を経てシステム要件まで落とし込み、最適なテクノロジーを組み合わせ、実装まで支援します。

 ・ワンストップ
  データの取得からネットワーク通信、AIモデル開発、システムへの実装まで、ワンストップでサポートします。

 ・事例(工作機械への実装)
  工作機械の異常検知や、故障、劣化予測のソリューションで多数の実績があります。
  ①工作機械にテスト用のセンサーを取り付けて診断を行い、②検知、予測に必要なデータを取得し、③判定するAIモデルの開発の流れで、試作、量産品への実装を行っています。

 ・事例(製造ラインへの実装)
  製造ラインにおける異常検知や歩留まり向上のソリューションで多数の実績があります。
  不良原因の分析を行い、歩留まり向上に大きな影響のあるプロセスやパラメータを特定し、データの取得、判定するAIモデルの開発を行い、製造ラインに実装しています。

 ・事例(検査工程への実装)
  画像認識技術を用いて外観検査を自動化するソリューションで多数の実績があります。
  他にも、特殊な検査装置から得られるデータに基づき、これまで熟練技術者が行っていた合否判定を、AIと使って自動化するソリューションなども手掛けています。

※ 本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

株式会社マクニカについて

マクニカは、1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューションプロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。さらに、近年では、技術革新が起きている、また今後さらに拡大すると考えられる市場をターゲットとした新規事業創出の活動も積極的に行っています。当社は、横浜に本社を構え、日本を始めとしたアメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、イスラエル、香港、台湾、韓国、中国、シンガポール、タイ、インド、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、インドネシアの世界22ヶ国78拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。
詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

本件に関するお問い合わせは下記にまでお願いいたします。

株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp

経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail:macpr@macnica.co.jp

〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853