サイト内検索

Cato Networks

ケイトネットワークス

Cato Networksパートナーサミットに行ってきました。~マクニカ、Japan Leading Distributor賞を受賞~

Cato Networksパートナーサミット、今年も開催

Cato Networksパートナーサミット、今年も開催

Cato Networksは毎年、国内のパートナーを一堂に集めてパートナーサミットを開催しています。今年は日本橋のホテルにて、昨年の六本木よりも広い会場で実施されました。CEOのシュロモ・クレイマー氏をはじめ、チャネルセールスや製品担当者が来日し、Cato Networksの最新のロードマップや新製品情報、パートナーアワード、ネットワーキングの機会を提供しました。

今年のテーマ「LEAD THE WAY」

今年のサミットのテーマは「LEAD THE WAY」であり、SASEのリーダーとして業界を力強く先導する姿勢を感じさせる内容でした。特に注目されたのは、Cato Networks が 米国の調査企業であるGartner社 の「シングルベンダーSASE」のマジッククアドラントで「リーダー」の1社として評価されたことです。また、新たにパートナー様向けの「MSASE」も発表されました。

シュロモ・クレイマーCEOのキーノートスピーチ

まず、7月7日にSASEの名付け親、米国の調査会社ガートナー社が発表した「シングルベンダーSASE」においてリーダーの1社として評価されたことが発表されました。

すでに国内の商談においてもSASEとして名前のあがるベンダーとなり、認知されているベンダーとなりました

CEOシュロモ・クレイマー氏のキーノートスピーチでは、セキュリティの進化について以下のように語りました。「最初のファイヤーウォールはフロッピーディスクで5分でインストールできた。数年後それはアプライアンスになり、そして今、お客様は「モバイルを使いたい」、「AWSを使いたい」、「どこでも仕事をするようにしたい」-という要望とともに、従来のアプライアンスでは監視できず、セキュリティのポイントソリューションでは対応が困難になってきた。ネットワークサイドまでカバーするベンダーはなかったので2015年ネットワークとセキュリティを統合したサービスを起こし、これがその後ガートナーによりSASEとして提唱された」といった当初の起業の経緯を説明し、その結果として Cato Networks が生まれたことを語りました。Cato Networksは、

「パワフル」、「アフォーダブル」、「シンプル」

という3つの要素を約束し、中堅企業からエンタープライズ企業まで利用できる高速で使いやすいSASEの提供を目指しています。

2024年はチャネルパートナーにフォーカスします。Cato SASEはオペレーションがシンプルなので、中堅からエンタープライズ企業むけに「Out Box of SASE」(すぐに使えるSASE)を目指します。製品としてはAIの採用、10倍のスケーラブル、SASEの市場拡大による、「SASEify(SASE化)」に対応していきます。

Cato Networksのパートナー育成と、パートナー向けSASE環境「MSASE」の発表

急遽発表された「MSASE」は、Go to Marketツールとして、拡大するパートナー様向けに真の「シングルベンダーSASE」をお客様に採用しやすくするために「Zero CAPEX」=設備投資のいらない短期間でシンプルに導入できるSASEを提供し、企業のSASEify=SASE化を加速するソリューションとして発表されました。MSASEは各パートナーが専用ダッシュボードを通じて効果的に顧客管理を行えるようサポートされます。MSASEについてはパートナー向けのポータルサイトに各種ご説明ドキュメントも用意されています。価格の話がなかったのですが、実は無料で各パートナー様が使えると後で知りました。

会場ではCato Networks社によるMSASEのデモコーナーも用意されており、パートナー様は各お客様の更新時期やライセンス内容などをダッシュボードで簡単に見る事ができ、パートナー専用サイトには専用のドキュメントが用意され、Cato SASEを通じた自社ブランドでのNOCやSOCサービスを提供し収益を増大することが可能になります。

参考情報:MSASEについて教えてください。

導入事例紹介

Cato SASEが導入された理由

Cato SASEと他社のSASEの違い、Cato Networksを選択された国内2社の導入事例が紹介されました。

一社はグローバル20拠点で30,000人の社員を持つ製造業でCato SASEと他社のSASEを1000点にも及ぶ点で評価。WANのパフォーマンスでCato SASEがユーザ体験を改善するという結果で選ばれました。Cato SASEは実際の評価結果として従来のMPLSや他社のSASEより性能が良かった点が導入理由となりました。

もう一社は国内だけの50拠点、100,000人の社員を抱える企業で分社化により親会社のインフラが使えなくなり、ゼロからネットワークを構築しなければならなくなったという背景から、その移行についてSASEを検討されました。こちらも他社のSASEを検討されていましたが、Cato Networksであれば移行がしやすく、最もシンプルで、実際の評価では他社より使いやすい管理画面と少人数のチームで管理ができる柔軟性が決め手となりました。

Cato Networksは「シングルベンダーSASE」であり、「SASEソリューション」ではありません。「模造された製品は顧客をHappyにできない」というスライドが表示されていましたが、まさに従来のセキュリティ装置をクラウド上で仮想アプライアンスで作成しネットワークで繋いだだけのSASEソリューションは性能や管理においてお客様に負担がかかってしまいます。

ご参考:Cato Networks ユーザ事例

懇親会とパートナー表彰

サミットの最後には懇親会とパートナー表彰が行われ、株式会社マクニカは「Cato Networks Japan Leading Distributor 2023」を受賞しました。

マクニカではこのような機会を通じて、Cato Networksの先進技術とノウハウを共有し、国内のSASE市場をさらにサポートし、拡大していきたいと思います。

来年もさらに大きな会場で、パートナーやCato Networksの社員とともに、最先端技術を体験できることを楽しみにしています。皆さま、また会場でお会いしましょう!

株式会社マクニカ SASE EXPERT 鈴木富士雄

株式会社マクニカ
ネットワークス カンパニー 第3営業統括部 第2営業部 第4課 SASE EXPERT
鈴木富士雄

1989年米国光ファイバー製品を担当。その後情報システム部門にてマクニカ webmaster として Web サイト構築運営を行う。2005年よりクラウドサービスの営業、2010 年より Splunk 製品担当として CSIRT の啓蒙を行う。2019年より Cato Networks 製品マーケティング担当。SASE Expert Level2, SSE Expert認定取得趣味はマリンスポーツ。

お問い合わせ・資料請求

株式会社マクニカ  Cato Networks 担当

平日 9:00~17:00