
Prisma Cloud
プリズマクラウド
Prisma Cloud(旧Twistlock)- ユーザー事例 - 株式会社みんなの銀行様

クラウドセキュリティソリューションにPrisma Cloudを採用
- コンテナを含むクラウド全体のセキュリティを可視化
- CI/CDツールとの連携によるDevSecOpsを実践
- 本番環境リリース前の脆弱性診断やインシデント発生時の原因究明など運用負荷を軽減

株式会社みんなの銀行
サイバーセキュリティグループ
グループリーダー
二宮 賢治氏

株式会社みんなの銀行
サイバーセキュリティグループ
高橋 明氏
日本初の次世代デジタルバンクが誕生
みんなの銀行は、デジタルネイティブ世代をメインターゲットとしたまったく新しい銀行を目指す、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のデジタルバンクだ。2019年8月の会社設立から、銀行業営業免許の取得、バンキングシステム(勘定系システム)の構築・稼働、そして2021年1月の銀行システムの稼働開始までわずか18カ月という短期間で完了させ、5月にサービス提供を開始した。
同行の特長は、何といっても業界に先駆けてバンキングシステムをフルクラウドで構築した点だ。銀行業務や存在意義を再定義し、口座開設からATM入出金、振込などのすべてのサービスがスマートフォン上で完結できるようにゼロベースでバンキングシステムを設計。システムプラットフォームにはミッションクリティカルな可用性・性能を備えたGoogleのパブリッククラウドサービス「GoogleCloud」を採用し、アプリケーションはマイクロサービスアーキテクチャ、およびGoogleKubernetes Engine(GKE)コンテナで構成されている。
「サービスや商品の拡充・変化に伴ってシステムを更改する際にも、柔軟かつ迅速に対応できるように、DevOpsによる開発・運用の仕組みも導入するなど、バンキングシステム全体をフルクラウドで構築しました」(みんなの銀行 サイバーセキュリティグループ グループリーダー 二宮賢治氏
グローバルで実績豊富なPrisma Cloudを選定
そんなフルクラウドバンキングシステムの安全性を高めるためには、セキュリティが極めて重要だ。このセキュリティ機能を実装するために、みんなの銀行ではミッションクリティカルなバンキングシステムに最適なセキュリティソリューションを探すところから始めたという。
同行のバンキングシステムはCI/CDツールとの連携によるDevOpsプラットフォームの中にセキュリティ機能を統合し、初期開発の段階からセキュリティを考慮したDevSecOpsの実践を目指している。そこでマイクロサービスアーキテクチャやコンテナといったクラウドネイティブ技術に対応するとともに、DevSecOpsの中に組み込めるセキュリティソリューションを複数ピックアップして比較検討を行った。その結果、同行が選定したのが、マクニカソリューションズが提供するパロアルトネットワークスのクラウドネイティブセキュリ…

User Profile
株式会社みんなの銀行 |
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所在地 | 〒810-0002 福岡県福岡市中央区西中洲6-27 |
URL | https://www.minna-no-ginko.com/ |
2019年8月、ふくおかフィナンシャルグループの新銀行としてデジタルバンクを設立(設立当初はみんなの銀行設立準備株式会社)。2020年12月に銀行業営業免許を取得して株式会社みんなの銀行へ商号変更し、2021年5月にサービス提供を開始。口座開設からATM入出金、振込などのすべてのサービスがスマートフォン上で完結できるようにゼロベースで設計された日本初の次世代デジタルバンクというポジションを確立。「みんなに価値あるつながりを。」というミッションを掲げ、世の中のヒト、モノ、カネ、情報をつなぐ存在として「銀行」というビジネスドメインの先にある「新しい金融機能」の提供を通じた新たな価値の創造を目指す。 |
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