ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社（以下、マクニカネットワークス、本社：横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長：宮袋 正啓）は、米国SBOX Inc.（エスボックス、以下、SBOX社、本社：米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO：Tony Ayaz）と販売代理店契約を締結したことを発表いたします。

標的型攻撃やサイバー攻撃の高度化、マルチデバイスによるアプリケーション提供手法の多様化、IoTやM2Mデータの活用によるビジネス価値の創出など、ITシステムから生成されるマシンデータ(※1)も増加、複雑化しています。このような日々生成される膨大なマシンデータから欲しい情報を探し出し、上記に伴う企業が抱えている課題を解決するためのツールとして、米国Splunk Inc.が提供するマシンデータの収集、分析、可視化を実現する「Splunk Enterprise」（以下、Splunk）の企業導入が加速し、現在では世界10,000社以上、国内でも300社以上に達しています。マクニカネットワークスは2009年からSplunk社の国内一次代理店として取り扱いを開始し国内150社以上の導入実績を重ねています。

この度、マクニカネットワークスが提供を開始するSBOXは、世界初(※2)のSplunk専用のアプライアンスとなります。Splunk製品を導入する際に必要なインフラ（サーバ、ストレージ、OS）を、アプライアンスとしてご提供することで、初期構築時のスピードアップや導入及び運用コストの低減に貢献することが可能です。また、Splunk専用にチューニングされたアプライアンスとなりますので、高IOPS並びにEPSをサポートし、ハイパフォーマンスな分析環境をご提供いたします。

SBOX社CEO及び創設チームのTony Ayaz氏は、本パートナーシップの戦略的な特性について以下のようにコメントしております。
「マクニカネットワークスは日本において、素晴らしい販売ネットワーク・顧客への接点・サポート体制を持った非常に認知された技術リーダー企業です。この戦略的パートナーシップにより、優れた相乗効果とビジネス機会があるものと考えています。」

また、SBOX社ビジネス開発ヴァイスプレジデント及び創設チームのJohnny Lin氏は、以下のようにコメントしております。
「日本においてセキュリティ分析アプライアンスのニーズは強く、日本の市場浸透において劇的に加速することができるパートナーと協業できることについて、我々は大きな期待をしております。」

マクニカネットワークスは、世界10,000社以上において利用されているSplunkと、最適化されたITインフラ基盤であるSBOXを合わせて提供することにより、お客様のマシンデータ利活用を通じたビジネス価値創出を促進する一助となれるよう活動してまいります。

※1 マシンデータ：Splunkでのマシンデータとは、顧客、ユーザー、トランザクション、アプリケーション、サーバ、ネットワーク、工場の機械などから生成されるログデータを意味しています。単なるログではなく、設定データ、APIおよびメッセージキューからのデータ、変更イベント、診断コマンドの出力、通話詳細記録、遠隔装置からのセンサーデータなども含まれます。

※2：2016年1月 SBOX Inc.調べ