ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネットワークス、本社:神奈川県横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:宮袋 正啓)は、クラウドサービスにおけるクラウドセキュリティソリューションを提供するSkyhigh Networks, Inc.(スカイハイ ネットワークス、以下、Skyhigh Networks社、本社:米国カリフォルニア州キャンベル、CEO:Rajiv Gupta)と、クラウドコンピューティングの使用に関する教育を提供する有志の非営利法人 クラウドセキュリティアライアンスが米国で発表した、クラウドに関する調査レポート「バランスのとれたクラウドでITを実現」の和訳版を、2016年3月23日(水)にマクニカネットワークスのWEBサイト上で公開しました。

本調査レポートの和訳版は、マクニカネットワークスのWEBサイト上のみで公開(2016年3月23日現在)されており、世界中の様々な業界における企業の専門家209人を対象に、クラウドを中心テーマとした各種分析結果をまとめています。レポートの目次と主な調査結果、ダウンロード先は以下のとおりです。

【「バランスのとれたクラウドでITを実現」和訳版 目次】

  1. 要旨 …2P
  2. クラウドサービスのオンボーディング …3P
  3. システムオブレコード:クラウド選定の次の波 …6P
  4. コンプライアンスの文化とCISOの役割 …9P
  5. 新たな脅威とコンプライアンス要件 …15P
  6. クラウドにおけるデータのセキュリティ保護 …19P
  7. 調査回答者 …22P
  8. アクノリッジメント者 …24P

【クラウドのメリットについて】

クラウドへの移行でメリットを享受している回答者の割合は右記のとおりです。最も認識されているメリットは、「先行投資や現行コストの削減(71.8%)」となりました。次いで多くの回答者が「実装の迅速化(69.2%)」をメリットに挙げています。また、旧式のソリューションから新しいクラウドベースのオプションに移行したことによるメリットとして、約半数が「ユーザエクスペリエンスの向上(49.4%)」を挙げています。

【CASB(クラウドアクセスセキュリティブローカー)について】

クラウドとユーザの中間にあって、サービスを利用する企業側が、より確実にセキュリティを確保できる手段を提供する技術を指す「CASB(クラウドアクセスセキュリティブローカー)」というキーワードについては、「聞いたことがあり、意味も知っている(41.8%)」、「聞いたことはあるが、意味は知らない(22.1%)」となり、全体で約7割がCASBという言葉を聞いたことがあるという結果になりました。数年前に生まれたキーワードであるにも関わらず、近年における注目度の高さがうかがえます。

【クラウドとオンプレのセキュリティについて】

クラウドソフトウェアはオンプレミスソフトウェアと同等またはそれ以上にセキュリティが確保されているかという問いでは、「クラウドはセキュリティが確保されている(17.8%)」、「クラウドとオンプレは同等のセキュリティが確保されている(47.1%)」となり、64.9%がクラウドは安全であると考えています

【クラウドサービスリクエストの拒否について】

クラウドサービスのリクエストを拒否する理由について聞いたところ、「類似のソリューションをすでに備えている(55.1%)」、次いで「プロバイダを信用できない(52.4%)」となりました。また、「データを暗号化していない(46.3%)」や「DLP(データ損失予防)機能がない(44.2%)」という回答も約5割がクラウドサービスリクエストを拒否する理由としています。

【クラウド選定の障壁について】

クラウドへの移行を妨げている障壁について質問したところ、約7割が「企業のセキュリティポリシーを強化する機能(67.8%)」と回答しました。次いで、「規制上の要件の遵守(61.2%)」となっています。

【クラウドセキュリティ機能について】

クラウドセキュリティの機能にとって重要だと思う部分について聞いたところ、9割近くが「アクセスコントロール(87.3%)」、「暗号化(83.4%)」と回答しました。また、「データ損失防止(73.9%)」も重要な機能として認識されています。データ損失防止には、特定の機密データがクラウドにアップロードされたり、クラウドからサードパーティに共有されたりしないようにすることなどが含まれます。

マクニカネットワークスは企業が安全なクラウドを安全に利用するためのソリューションを提供しています。Skyhigh Networks社のソリューションを中心に、クラウド利用における認証ソリューション「Ping Identity」、クラウドのモバイル活用時のセキュリティやマネジメント強化「MobileIron」、安全な企業向けファイル共有クラウドサービス「Box」を組み合わせ、企業のクラウド活用を積極的に支援してまいります。なお、本調査結果の詳細は、下記「製品に関するお問い合わせ先」のURLより無料で取得可能です。

製品に関するお問い合わせ先

株式会社マクニカ
Skyhigh製品担当
TEL :045-476-1980

URL https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/mcafee/skyhigh.html

クラウドセキュリティアライアンス 概要

クラウドセキュリティアライアンス(CSA)は、クラウドコンピューティングにおけるセキュリティ保証を提供するためのベストプラクティスの活用を促進し、クラウドコンピューティングの使用に関する教育を提供することで、あらゆる形のコンピューティングのセキュリティ確保を支援する非営利法人です。同団体は、業界関係者、企業、団体など、主要な関係者の幅広い連携により活動を展開しています。

ウェブサイト https://cloudsecurityalliance.org/
CSAジャパン https://www.cloudsecurityalliance.jp/

Skyhigh Networks社 会社概要

Skyhigh Networks社は企業が自社のセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス要件を満たしながらクラウドを安全に活用できるサービスを提供しています。これによって、シャドウIT(クラウドサービスの使用状況)とサンクションIT(利用が認可されているクラウドサービス)の双方に対して、可視化、脅威防御、コンプライアンスおよび、コーポレートデータの保護を行うことが可能です。現在、Aetna, DIRECTV, General Mills, HP, Western Unionなどを含むワールドワイドで500以上の顧客への導入実績があります。

会社名 Skyhigh Networks, Inc.
設立 2011年
本社所在地 米国カリフォルニア州キャンベル
代表者 CEO Rajiv Gupta
ウェブサイト https://www.skyhighnetworks.com/ja/

報道機関お問い合わせ先

株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp/
TEL: 045-476-2010
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5
広報担当 竹前(たけまえ)

※本文中に記載されている会社名は、各社の登録商標または商標です。