マクニカネットワークス、検知されたマルウェアの初動判定を実施する、クイックトリアージサービス(Quick Triage Service)を提供開始
ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:宮袋 正啓)は、この度、標的型サイバー攻撃対策を推進する様々な製品ラインナップを補完するサービスとして、マクニカネットワークス独自の「クイックトリアージサービス」の提供を開始することを発表いたします。
名称 | クイックトリアージサービス (Quick Triage Service) |
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販売価格 | 120万円/年間(税抜) |
内容 | マルウェアの緊急度判定、概略および解析結果の一次報告による初動判定 ※マルウェアの検体は年間30個まで |
提供開始日 | 2015年10月 1日 |
昨今、標的型サイバー攻撃は非常に高度化しており、セキュリティ対策を十分に実施していたとしても、攻撃者からの攻撃を100%防ぐことは非常に難しい状況です。攻撃による被害を最小限に食い止めるためには、マルウェアを用いた攻撃を受けた(マルウェアを検知した)際に、それが真に脅威となり得る攻撃なのかを判断し、適切な初動対応を迅速に実施することが重要です。
この度、マクニカネットワークスが提供を開始する「クイックトリアージサービス」は、お客様環境でマルウェアを検知した際、弊社にてマルウェア解析ツールおよび、インテリジェンスやセキュリティデータベースとの照合を行い、マルウェアの緊急度を一定時間内に判定するとともに、マルウェアの動作を調査し、マルウェアの概略および解析結果を迅速に報告するサービスです。
本サービスをご導入いただくことにより、検知したマルウェアが、「自社を標的にした攻撃の一部」などマルウェアの緊急度の高い、真に脅威となり得る攻撃なのかどうかを知ることができ、その脅威の影響度を詳細に調査(マルウェアの静的解析やインシデントレスポンスサービスなどによる調査)する必要性を迅速に判断し、適切な初動対応を実施することが可能になります。
本サービスでは、サービスの提供範囲を初動判定に限定することにより、従来のインシデントレスポンスサービスに比べ、リーズナブルな価格での提供を実現しました。本サービスの初年度販売目標は、100社を想定しております。マクニカネットワークスでは、今後、クイックトリアージサービスをはじめとしたセキュリティサービスに力を入れていくことで、サイバー攻撃対策に必要となる最新のセキュリティポートフォリオを拡充し、日本のセキュリティレベルの向上に寄与してまいります。
クイックトリアージサービスの特長
- マルウェア検知時に、詳細調査の必要性を判断するためのレポートを一定時間内に提供
- マルウェア解析ツールおよびインテリジェンス、セキュリティデータベースとの照合により、迅速な情報提供を実現
- 攻撃者が特定できる場合は、「自社を標的とした攻撃」かどうか、どのような攻撃手法を用いるか等の情報を提供
- サービスの提供範囲を初動判定に限定することにより、従来のインシデントレスポンスサービスに比べ、リーズナブルな価格で提供
製品に関するお問い合わせ先
株式会社マクニカ クイックトリアージサービス担当
E-mail: sec-service@cs.macnica.net
TEL :045-476-1960
報道機関お問い合わせ先
株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp/
TEL: 045-476-2010
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5
広報担当 竹前(たけまえ)
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