海外のビジネスパートナーの発掘と新規事業創出のための戦略投資を開始

半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:中島 潔、資本金111億94百万円)は、この度、ベンチャー投資を目的としたマクニカグループ横断タスクチーム「Macnica Ventures」を立ち上げ、子会社であるマクニカ・インベストメント・パートナーズ(投資事業組合)を通じて、コーポレート・ベンチャー・キャピタル活動を開始します。今後、米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるMacnica Networks USA, Inc.が本活動の中心となり、日本の本社投資部門と連携しながら、ユニークで有望な技術を持つスタートアップへの戦略投資を行い、新市場の開拓と新事業の創出で協業していきます。

Macnica Venturesの投資対象は、テクノロジーとビジネスモデルのイノベーションがさらに加速するICT分野と、マクニカグループとしてより長期的な成長を目指し、将来的な実用化がビジネスで期待される新興技術(Emerging Technologies)分野といった多岐に渡る領域となります。マクニカグループとして新たな事業に挑戦するためのより戦略的な業務提携を行うことで、事業領域の拡大と新事業の創出スピードを加速させて行きます。

マクニカグループではこれまで米国を中心に300社を超えるベンチャー企業と提携し、それらの企業の成長とともに、販売パートナーとしての自らも成長するというビジネスモデルを確立してきました。半導体分野における当社グループの多くの提携先とも彼らが創業直後に契約し、スタートアップからそれぞれの分野の中核あるいは最先端企業となる現在に至るまで、販売パートナーとして共に市場成長の一翼を担ってきました。また、ネットワーク分野においても、セキュリティ、ビッグデータ、クラウドなど革新的な商材をいち早く日本市場に紹介し、新たな需要を喚起する"Demand Creation"活動にて新市場の形成をしてまいりました。

1996年からは、ベンチャー・キャピタル・ファンドを通じた投資、2000年代初頭にはスタートアップへの直接投資を開始し、販売代理店の枠を超えた幅の広いビジネス支援活動を行ってきました。Macnica Venturesは、こうしたビジネスノウハウと投資ノウハウの両者を融合し、さらに全く新規のテクノロジーやビジネスモデルを持つスタートアップとの提携や事業支援、事業創出にも活かすフレームワークとして位置付けています。

投資対象国は、シリコンバレーを中心とした全世界、投資対象ステージは、アーリーから成長期までです。また、ベンチャー・キャピタルとの協力関係も一層深め、次世代の成長領域の見極めとその事業化を進めて行きます。

※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。


■マクニカについて

マクニカは、1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューションプロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。当社は、横浜に本社を構え、香港、上海、台湾、シンガポール、韓国、タイ、アメリカ、ドイツに現地法人を有しています。
Webサイト http://www.macnica.co.jp 

 

■本件に関するお問い合わせは下記にまでお願いいたします。
株式会社マクニカ  http://www.macnica.co.jp
経営管理部 広報企画課 宮原
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853
e-Mail:macpr@macnica.co.jp