ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がけるマクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:宮袋 正啓)は、この度、仮想ネットワークインフラストラクチャソリューションを提供するPLUMgrid Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、CEO:Awais Nemat)と国内販売代理店契約を締結したことを発表いたします。

パブリッククラウドやプライベートクラウドの基盤技術である仮想化テクノロジーは、サーバやストレージの分野では大きな進歩を遂げてきましたが、ネットワークに関しては進んでおらず、Software-Defined Data Center(SDDC)の実現の足かせになっていました。次世代のネットワーク技術であるSDN(Software Defined Network)に注目が集まる中、このSDN技術をSDDCの実現のために使うというトレンドができつつあります。

PLUMgrid Platform はVMWare vSphere、OpenStack KVMなどの複数の仮想化プラットフォームに対応したオーバーレイ型のSDNソリューションです。テナントや組織ごとの完全なネットワークアイソレーションを実現するだけではなく、IOVisorと呼ばれる独自のテクノロジーを用いて、L2スイッチ、ルーターやDHCP、NAT、ファイアウォール機能、ロードバランサなど、高パフォーマンスかつ多彩なネットワーク機能を、仮想化プラットフォーム上に実現します。その方法は、GUI上で図面作成ツールのようにマウスをクリックするだけの簡単なものです。

マクニカネットワークスは、仮想化技術に関する豊富なビジネス経験と知識を用いて、データセンターやクラウド事業者の生産性と効率性を向上させるべく、PLUMgrid Platform の持つ仮想環境下のネットワークの合理化技術を積極的に国内展開してまいります。

主な特長

  • ハイパーバイザー上で動作するソフトウェア製品のため導入が容易。
  • ネットワークの設計、構築、導入をGUIだけで行うことができ、ネットワーク稼動までの時間を大幅に短縮。
  • ソフトウェアで定義したそれぞれの仮想ネットワーク(以下仮想ドメイン)を簡単かつ完全に分離。(ネットワークアイソレーション)
  • クリック1つでプラットフォームにビルトインされた様々なネットワーク機能(L2スイッチ、ルーター、DHCP、NAT、TAP、ロードバランサ、ファイアウォール等)が利用可能。
  • 高機能ネットワーク機器などのサードパーティ製品と簡単にインテグレーションが可能。
  • VMware vCenterやOpenStackなどの業界標準の仮想環境マネジメントツールと連携。また、ネットワーク構成を他の仮想化テクノロジーと同じようにコピーしたり、以前のバージョンに戻したりすることが可能。
  • ネットワークの負荷状況を可視化できるだけでなく、ジッターやパケット損失、遅延などもリアルタイムに解析。
  • アーキテクチャ上、PLUMgridの管理サーバ(Director)が直接データプレーンに介在しないため、スケールアウトが可能。
  • 全ての操作はAPIを通して実行できるため、既存のクラウドマネージメントシステムへの統合が容易。

PLUMgrid Platformの構成

価格・販売体系については、下記へお問い合わせください。

製品に関するお問い合わせ先

株式会社マクニカ
PLUMgrid 製品担当
TEL :045-476-1980

PLUMgrid 会社概要

PLUMgridは、仮想環境下のネットワーク構築をクリック操作で簡単に実現します。また、従来の物理ネットワークインフラ上で仮想化されたネットワークをソフトウェアによって構築することが可能です。PLUMgrid独自のIO Visorによってデータセンターの運用負荷を劇的に削減します。

会社名 PLUMgrid Inc.
設立 2011年
本社所在地 アメリカ 
カリフォルニア州サニーベール
代表者 CEO Awais Nemat
ウェブサイト http://www.plumgrid.com/

製品に関するお問い合わせ先

株式会社マクニカ
Infoblox 製品担当
TEL :045-476-1960

報道機関お問い合わせ先

株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp/
TEL: 045-476-1960
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5
広報担当 豊田(とよだ)

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