ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がける マクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:宮袋正啓)は、この度、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下 シトリックス、東京都千代田区、代表取締役社長:マイケル キング)が提供する、プライベートクラウドとパブリッククラウド間をシームレスかつセキュアに接続するソリューション「Citrix® CloudBridge™」の販売を開始することを発表いたします。

シリーズ名 Citrix CloudBridge (シトリックス クラウドブリッジ)
商品名 Citrix CloudBridge VPX10/VPX200/MPX7500
販売予定価格※ ¥825,000~ (税抜)
出荷開始日 2011年11月18日

NetScalerOS version9.3よりNetScalerVPX/MPX製品Platinum Editionでも利用が可能です。
※各モデルの価格詳細、年間ライセンス、オプションサービス、保守関連等の費用につきましては別途お問い合わせください。

昨今、クラウド環境を企業が利用する動きが本格化しています。一方で、クラウドに多くの利点があることを認識しながらも、セキュリティ上の懸念や、ネットワークの設定変更の負荷の問題などから導入を躊躇している企業が多くあるのも事実です。
Citrix CloudBridgeは、プライベートクラウドとパブリッククラウドをシームレスかつセキュアに接続する仮想トンネルを提供します。これにより、プライベートクラウド内のリソースが不足した場合、新たに自社でリソースを用意せずとも、アプリケーションやネットワークを変更することなくパブリッククラウドのリソースを利用することが可能になります。また、重要なデータや機密情報はプライベートクラウド内に管理したまま、Webサーバやアプリケーションサーバなどを必要に応じてパブリッククラウド上に移動させられるため、パブリッククラウドサービスを利用する上でのセキュリティ上の懸念も払拭することができます。

Citrix CloudBridgeは、専用筐体および仮想アプライアンスで提供されます。プライベートクラウド側にアプライアンスを設置しにくい場合は、Citrix XenServer®やHyper-Vなどのハイパーバイザー上で動作する仮想アプライアンスで導入するなど、柔軟に導入形態を選択することが可能なため、クラウド環境でも容易な導入を実現します。また、NetScalerOS9.3より、既存のCitrix NetScaler MPX/VPXのPlatinum Editionでも利用が可能となります。

マクニカネットワークスでは、Citrix CloudBridgeの製品評価をすでに実施しており、複数拠点間でCitrix CloudBridgeを利用した場合の動作を確認しております。

なお、今回の発表に関し、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 マーケティング&ビジネスディベロップメント本部 本部長 伊藤利昭氏は、次のように述べています。
「シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社は、マクニカネットワークス株式会社が「Citrix CloudBridge」の取り扱いを開始されることを歓迎します。Citrix CloudBridgeは、プライベートクラウドとパブリッククラウドを安全かつシームレスに接続し、さまざまな状況の変化に対して柔軟に対応できるシステムの構築を可能にします。今後もシトリックスはマクニカネットワークス 様とともに、オープンで柔軟性、透過性に優れたクラウドコンピューティングの実現を推進してまいります。」

「Citrix CloudBridge」の特長

Citrix CloudBridgeは、最小限のリスクとコストでクラウドのメリットを享受可能にします。

  • シームレスなネットワーク
    L2ネットワーク ブリッジングにより、クラウドネットワークをあたかも自社の既存L2ネットワークの延長のようにアクセスできるようにし、ネットワークの設定に変更を加えることなく、リソースを容易にクラウド上に移行します。
  • セキュアなトンネル
    企業とクラウド間のIPトラフィックをすべて暗号化することで、インターネット上を流れる通信を保護します。
  • サーバ可用性の担保
    通常のL4-L7スイッチとしても動作するため、サーバに対する可用性を担保することが可能です。
  • 最適化されたアクセス
    WAN高速化技術により、ネットワークの遅延や帯域幅の制限を最小化し、クラウドにも、自社ネットワークのLANと同様のアクセス性を実現します。
  • ユーザ透過/BCP対策
    広域負荷分散技術が統合されているため、この機能を実現する専用アプライアンスを用意する必要がありません。ユーザが移動した場合は最も近いデータセンタや、最も応答性の良いデータセンタからサービスを提供することも可能です。 また、広域負荷分散の機能を利用してBCP対策の実現も可能にします。

製品に関する詳細

https://www.macnica.co.jp/business/list_closed/citrix/index.html

製品に関するお問い合わせ先

株式会社マクニカ
シトリックス製品担当
TEL :045-476-1980

https://www.macnica.co.jp/business/list_closed/citrix/index.html

報道機関お問い合わせ先

株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp/
TEL: 045-476-1960
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5
広報担当 宮本

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