オンラインゲーム「Hangame」サイトのトラフィック集中を回避
株式会社マクニカの社内カンパニーであるマクニカ ネットワークス カンパニーは、
2004年4月1日より「マクニカネットワークス株式会社」として営業を開始いたしました。
ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がける マクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:中島潔)は、この度NHN Japan株式会社(以下 NHN Japan、本社:東京都渋谷区恵比寿-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 6階、代表取締役社長 兼CEO:千良鉉)に対し、Redline Networks, Inc.(以下レッドライン ネットワークス社、本社:米国、カリフォルニア)のWeb I/Oアクセラレータ「T|X 2600(ティー・エックス2600)」を提供したことを発表致します。
NHN Japanが提供する「Hangame(ハンゲーム)」は500万人(2004年3月末現在、日本国内)のユーザが利用するオンラインゲームコミュニティサイトです。利用ユーザ数が昨年1年間の実績で10倍のペースで急増し、WebサーバへのTCPコネクションやCPU負荷が増大するなど、緊急対応の必要がありました。
NHN Japanでは、WEBサーバ増設よりも投資効率の高いアクセス増加対策として、実環境にて「T|X 2600」の導入を検討、テスト導入を実施したところ、WebサーバのCPU負荷率が導入前に比べ40%削減、ピーク時のTCPコネクション数としては6000コネクションから14コネクションになるなど、「T|X 2600」1台でサーバ5台分以上の処理容量の増加効果があるという結果が出ました。また「T|X 2600」の導入により、コンテンツを最大約70%まで圧縮し、利用者へのレスポンスタイムは最大で50%改善しました。
「T|X 2600」は、ユーザからのTCPコネクションを集約しWebサーバ側には少数のTCPコネクションのみを処理させる「TCPコネクション集約機能」により、Webサーバが同時に処理できるクライアント数を増加させます。さらに、「SSLアクセラレーション機能」により、SSLの暗号化・復号化をWebサーバの代わりに行うことで、Webサーバの負荷の軽減が可能です。
また、「T|X 2600」のコンテンツ圧縮機能は、配信するコンテンツを圧縮しデータ量を小さくしてからユーザに配信するため、ユーザへのレスポンスタイムの高速化を行うことができます。クライアントのブラウザで解凍可能なアルゴリズムを使っているため、利用者側には全く設定変更を要求する必要が無い点も不特定多数のユーザが利用する「オンラインゲーム」での導入の重要なポイントとなりました。
今回の導入によりHangameではより多くの利用者へレスポンスタイムの早いサービス提供を実現しております。
NHN Japan株式会社 会社概要
会社名 | NHN Japan株式会社 |
資本金 | 3億6515万円 |
設立 | 2000年9月4日 |
本社所在地 | 〒150-6006 東京都渋谷区恵比寿-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 6階 |
代表者 | 代表取締役社長 兼CEO 千 良鉉 |
ホームページ | http://www.nhncorp.jp/ |
事業内容 |
インターネット・ゲームならびにコミュニティサービスの企画・ 開発・運営 およびマーケティング戦略の立案・サービス開発 検索サービスの企画・開発・運営および検索・マーケティングソリューションの開発、 販売、ASP |
▽ レッドライン ネットワークス社製Web I/Oアクセラレータ「T|X 2600」の機能については
下記URLをご参照ください。
http://www.macnica.net/redline/

※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※製品写真データをご用意しております。ご希望の方はお問い合わせください。
お問い合わせ先:
マクニカネットワークス株式会社 http://www.macnica.net/
TEL:045-476-1960 FAX:045-476-1970
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5 マクニカ第2ビル
広報企画担当 内山