クロック製品について勉強中の 太郎です。
今回は Real Time Clock についての疑問です。

時計など、時刻を刻む機器に使用される振動子・発振器の周波数は 32.768 kHz が主流です。
なぜこのような中途半端な周波数なのでしょうか?100 kHz や 50 kHz の方がキリがいいと思うのですが。。

32.768 kHz はそのまま使用するのではなく、分周し、周波数を下げて使用します。
32.768 kHz は 15 回分周することでちょうど 1 秒を作ることが出来ます。

しかし、ちょうど 1 秒を作るなら、32.768 kHz の半分の 16.384 kHz の発振器を用意し、分周の手間を省いても良いのではないか、と考えました。

ここで、32768 を 2進数で表すと、

となり、16 bit カウンタの最上位 bit が 1 になった時に 1 秒になります。
電子回路では 8 bit , 16 bit , 32 bit などで管理されているので、16.384 kHz よりも都合が良いです。
Real Time Clock 製品の中には 32.768 kHz のみならず、4096 Hz / 8192 Hz を I2C インタフェースなどを用いてプログラム可能なものもあります。
一口に 「Real Time Clock」 と言っても、設計次第で様々なものを使い分ける必要があるんですね。クロック製品は奥が深いです!

以上の点で 32.768 kHz は Real Time Clock に最適な周波数といえます。 32.768 kHz は決して中途半端な周波数ではないのですね!
赤面&納得しました。