OnRule社 法規認証管理用サービスプラットフォーム

経営課題の解決の為に

安全性の証明や、製品が有する機能、商品の仕向け地などにより様々な法規認証の取得が必要です。これらの法規認証の管理に関しては、お客様毎に個別の要件定義も多く、自社でシステムの構築や、マニュアルでの運用が多く見受けられます。一方、製品自体の多機能化やグローバル化による仕向け地の増加、アウトソースによる管理行程の複雑化などにより、お客様での規格認証の適切な管理が年々難しくなってきています。そしてこれらが下記の様な経営に直結する問題を引き起こす要因にもなっています。On Ruleの法規認証管理プラットフォームはこれらの経営リスクの低減に貢献します。

経営に影響を与えるリスク
法規認証の取得漏れによる、お客様への納入遅延
法規認証の管理漏れや有効期限切れによる製品の販売停止や回収
コンプライアンス違反による社会的信用の低下
国内外の関連部署での法規認証作業の重複や作業漏れ

法規認証の取得漏れによる、製品の納入遅延

お客様が開発・製造した製品は、その製品が有する機能や仕向け地によって様々な法規認証の取得が必要です。特に各国の法規認証は国ごとに必要となるドキュメントやプロセスが異なり、管理作業は非常に煩雑です。万が一取得漏れ等が発生した場合、納期遅延の発生や顧客からの信用失墜、機会損失による損害賠償リスクがあります。OnRuleのプラットフォームは仕向け地域に応じて、認証取得に必要なドキュメント類をあらかじめ提示し、取得漏れの防止に貢献します。

法規認証の管理漏れや有効期限切れによる製品の販売停止や回収

グローバルに展開している製品では、仕向け地により必要とされる法規認証の種類や有効期間、法改正など国ごとに異なります。また法規の改正も国ごとに異なるため、法規認証の管理は非常に複雑です。これらの管理が十分でなかった場合、特定の地域において製品の販売ができなくなる、または製品の回収や損害賠償費用請求など、ビジネス上の大きな問題に発展する可能性があります。OnRuleのシステムは国ごとに法規認証の有効期限を可視化することにより管理漏れのリスクを低減します

コンプライアンス違反による社会的信用の低下

企業のコンプライアンスに対する要求は従来より強くなっています。一方で販売する製品に対して必要な認証を取得していない、または各認証の有効期限切れの状態で製品を出荷している事例も少なからず報道されています。現在の社会状況においては、必要な関連法規に順守していない企業として認知された場合、社会的信用性の大きな低下に結びつくリスクとなります。OnRuleプラットフォームは全てのステークホルダーが認証の取得状況を共有することにより、コンプライアンス順守に貢献します

国内外の関連部署での法規認証作業の重複や作業漏れ

グローバルに製品を展開しているお客様においては、現地法人や現地のエージェントが各国の法規認証の対応を行うケースがあります。既存の管理システムでは法規認証担当部署のコミュニケーションも取りづらく、業務の漏れや作業の重複が発生する可能性があります。
関係者間でのより適切で効率的な法規認証管理の運用や、必要な時に必要な情報に適切にアクセスできる体制が、コートレート・ガバナンス(企業統治)の観点からも必要になっています。OnRuleの一元化されたPFでは可視化することもでき、各業務の可視化と共通PFにより業務の効率化に貢献できます

OnRule法規認証管理用プラットフォーム

OnRuleプラットフォームの機能

法規認証管理の為のOnRuleプラットフォームは、同作業に関連する社内リソースだけでなく、社外のラボや認証会社、納入先様にアクセス権を与え必要な情報について共有することも可能です

■ワークフローのコンプライアンス
■ドキュメントのクイック検索
■プロジェクト管理の共有
■各種認証期限の可視化
■DoC(Declaration of Conformity)作成

ワークフローのコンプライアンス

OnRule社のコンプライアンスワークフローと同社のインテリジェンスが、業務の不確定要素を排除し、お客様のTime To Marketを加速させます。OnRuleのプラットフォームにより煩雑な計画の実装や管理をスムーズに行うことができ、スムーズなコンプライアンスのワークフローを提供します

・認証規格取得計画の実装
・タスクとスケジュールのシームレスな管理
・全ての関連ドキュメントを一か所で管理

 

ドキュメントの クイック検索

Single sourece of Truth機能により効率的にフィルタリングが可能

各ドキュメントに必要な情報のタグ付けすることにより、フォルダー分けによる管理の概念にとらわれず、必要なドキュメントを瞬時に検索することが可能です。

プロジェクト管理の共有

プロジェクト管理ツール”Work Flow"を活用

社内はもちろん、社外を含めた関係者がプロジェクトを共有することができ、アクションオーナーや各アクションアイテムのデッドライン等を管利することが可能

規格情報のアップデート通知

管理対象の規格に対して、何かしらのアップデートがあった場合、その変更内容に対して影響を受ける、自社製品や、その変更に関連するドキュメントのリスト化が可能です

各種認証期限の可視化

各ドキュメントの有効期限や期限切れにともなうリスクをグラフやマップ上にて可視化

DoC (Declaration of Conformity)

通常に認証機関に依頼されているDOCの作成をOn Ruleのプラットフォーム上で作成し、時間とコストの削減します

OnRule採用事例

CommScope®社導入例

導入目的

・関係者全員が製品の法規認証記録にアクセスできるプラットフォームの構築
・全ての製品の各市場に対する法規認証の取得状況と運用状況を可視化

 導入プロセスと事例

・お客様の新製品が完成すると、OnRuleチームはその製品の全ての仕向地をカバーする法規認証関連の文書をとりまとめデータベース化を実施。これにより、お客様のコンプライアンスチームの関係者が、関連文書の管理や必要の書類の検索が容易になり、情報の共有化が大幅に改善。
・次に、それぞれの情報にアクセスする対象者毎にデータ閲覧に関する細かいアクセス権を設定し、営業チームや設計チームなどの関係者が、迅速かつ容易に必要なデータへのアクセスする事が可能になりました。
・製品管理チームは、OnRuleのプラットフォーム上で、プロダクトのマーケットミックスに関連する法規認証記録へアクセスでき、グローバル製品管理チームへも迅速に展開されるようになりました。
・製品に関するコンプライアンス環境が、1つのシステム内に集約。全てのドキュメントが完全に分類・整理され、それぞれのチームとステークホルダー間で円滑な情報共有が実現しました。

その他活用例

大手通信機器メーカ
課題 OnRuleによるアウトカム
・次々にリリースされる新製品の導入への即応
・設計者の属人的な管理と製品化プロセスの不均衡
・コンプライアンス欠如による「製品出荷停止」や「出荷保留」等のリスク
・製品の市場毎のコンプライアンス状況の把握が難しい

・OnRule専用プラットフォームによるコンプライアンスの徹底管理
・システムによるコンプライアンスの記録と正確性の維持
・法規認証の変更や更新などに関するアラートの発信
・様々な製品とその市場におけるコンプライアンスのステータスの
リアルタイム確認

IoT機器メーカー
課題 OnRuleにするアウトカム
・製品の出荷に合わせた法規認証に必要な書類準備の工数が大きい
・企業買収による販売チャネルの増加と製品のグローバル展開の対応
・異なる部署の主要な関係者間での情報共有が不十分
・OnRule専用プラットフォームによるコンプライアンスの管理と必要書類の迅速な作成
・販売チャネル増加による製品の新しい仕向け地(国)に対する容易なDoCsの準備
・新しい販売チャネルへOnRuleのプラットフォームのアクセス権を付与する事により、既存製品のグローバル展開を短期間で実現
大手通信機器メーカー
課題 OnRuleによるアウトカム
・企業の買収により、各社がそれぞれ持っている製品のコンプライアンスに関する運用記録が統一されておらず管理が煩雑 ・買収先の全てのコンプライアンス記録をOnRuleのプラットフォームに取り込み、運用記録を管理。
・既存の情報と融合し一つのプラットフォーム上での管理運用を簡略化

 

OnRule解説ムービー

OnRuleコンセプトご説明+デモンストレーション

OnRuleサービス概要

OnRuleの操作イメージ

OnRuleのトラッキングプラットフォーム

OnRule説明資料

本製品に関するお問い合わせ先