
こんな方におすすめの記事です
- AI活用に向けて学習環境構築を検討している方
- AIインフラ構築にお悩みの方
- Kubernetesに興味をお持ちの方
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はじめに
こんにちは、マクニカAI女子部のSambaです。
前回の導入編では、AI学習環境として導入したDGX-2について、インフラ構築を行った背景と選定ポイントをお伝えしました。
今回は、実際に現場で奮闘したエンジニア達による、AI学習環境の「具体的な構築内容や構築における3つのハードル」をお届けします。

(左からNVIDIA製品サポート:佐々木・戸田、IT部門:横川、Twistlock製品サポート:野口)
01 タスクフォースチームの結成と構築作業
— 初めに、今回プロジェクトに関わったメンバーそれぞれの役割分担について教えてください。
戸田:私と佐々木は、マクニカ クラビスカンパニーでNVIDIA製品をサポートするエンジニアです。実際の 構築作業 を行いました。
横川:IT部門で基幹システムの管理を行っています。今回新規システムを導入するにあたり、既存の システムの整備 や双方の 連携 を担当しました。
野口:マクニカネットワークスでTwistlockというコンテナ環境向けセキュリティ製品を担当しています。Kubernetes関連の知見 を生かして構築をサポートしました。
— 具体的にどのような構成で環境構築を進めたのでしょうか?
佐々木:構成は図1のとおり、