2009.12.17
株式会社マクニカ
クラビス カンパニー

マクニカ、英国 CriticalBlue(クリティカルブルー) Limitedと販売代理店契約を締結
組込みソフトウェア向け マルチコア・プログラミング並列化解析支援ツール
「Prism(プリズム)2.0」の販売を開始

シーケンシャル・コードからパラレル・コードへの移行を支援

半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカ(以下 マクニカ、本社:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:中島 潔、資本金111億94百万円、証券コード:7631)は、英国の組込み向けマルチコア・ソフトウェア開発環境のリーディング・プロバイダーであるCriticalBlue Limited(以下 クリティカルブルー社、CEO:David(デイビッド) Stewart(スチュワート))と国内代理店契約を締結し、同社のマルチコア・プログラミング並列化解析支援ツール「Prism 2.0」を日本で販売開始することを発表いたします。

組込み機器市場では、性能向上と低消費電力化の要求に応えるため、マルチコアプロセッサの採用が拡大しています。しかしながらマルチコアプロセッサは、ソフトウェアの並列化を適切に設計する必要があり、今までの設計手法ではその恩恵を十分に得ることができませんでした。

クリティカルブルー社の「Prism」 は、このソフトウェアの並列化を強力に支援するGUIベースの非常に優れた解析ツールです。既存のシーケンシャルなコードからパラレルなコードへの変更の際、ソースコードを修正する前に仮想的に様々な条件を試すことで最適解を探求できる環境を提供します。無駄なコード変更を必要としないため、生産性を向上させ、コスト削減にもつながります。


■「Prism」を使用した解析フロー:
解析 実際の動作を基にコードを自動解析し、プログラムの重要点、コールツリーやデータ依存を特定。
探求 コード修正の前に、複数の異なる並列化のシナリオを探索。「この関数を異なるスレッドで実行したら」「 これらのデータ依存は消せるか」など、それぞれのシナリオの恩恵と欠点を理解して最良の戦略を選択。
修正 既存の開発環境をそのまま使用し、選択した並列化のシナリオを実装。
検証 関数が正しくスレッド化され、「依存関係は解消したか」「データレースの可能性は」「同期によるボトルネックは」など、望まれた結果が達成されたかを確認。
最適化 今までの手順を再度適用して、さらなる並列化の機会を検証。


更に最新バージョンのPrism2.0では、シミュレータ上での実行結果に加えて、実機ハードウェア上でのコード実行結果を解析することができるようになりました。また、Linux APIのサポートにより、Linuxアプリケーションの解析がより容易になります。

マクニカでは、同社製品をコンシューマ、テレコム/ネットワーク機器、オフィス複合機、産業機器等のお客様に対し、販売と技術サポートを提供してまいります。なお、当社は社内カンパニー制を導入しており、同社製品に関しましては、クラビス カンパニーにて取扱いをします。


* 本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせは下記にまでお願いいたします。

■お問い合わせ先
株式会社マクニカ  http://www.macnica.co.jp
経営戦略部 広報企画課 宮原
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853



■CriticalBlue Limitedについて
 クリティカルブルー(Criticalblue Limited)社は、2003年にUKスコットランドのエジンバラで設立された、プロセッサのアーキテクチャー設計やEDA、組み込みソフトウェア分野の専門化集団で、ソフトウェアの性能向上を手助けする製品群を提供してきました。
 また、Multicore Associationに加盟し、MPP(Multicore Programming Practices:マルチコアプログラミング作法)策定分科会 のCo-chairにCEOのDavid Stewart が就任しており、MPPの作成作業に取り組んでおります。マルチコア用の並列化プログラムの浸透を、ツールサイドから支援します。  http://www.criticalblue.com/


■株式会社マクニカ クラビス カンパニーについて
 マクニカは1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューションプロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。当社は、東京取引証券所市場第一部に上場し、横浜に本社を構え、香港、上海、台湾、シンガポール、タイ、韓国、アメリカ、ドイツに現地法人を有しています。マクニカでは、社内カンパニー制を導入しており、クラビス カンパニーはそのうちの1カンパニーです。
詳細情報は同社ホームページをご参照ください。http://www.macnica.co.jp