2009.1.14
株式会社マクニカ

マクニカ、Blackfin®対応組込みLinux開発プラットフォーム
「MARBO-3EX uClinux SDK」
Blackfin® uClinuxバージョン2008R1-RC8へアップグレード

ユーザアプリケーションの選択肢を拡大

半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:中島 潔、資本金111億94百万円、証券コード:7631)は、この度、同社オリジナルの、Blackfinプロセッサ対応組込みLinux開発プラットフォーム「MARBO-3EX」付属のuClinux SDK(*1)のカーネルを、Blackfin uClinuxバージョン2008R1-RC8(*2)へとアップグレードを行いました。これは、Blackfinユーザに対するさらなるソフトウェア機能の拡張として提案するものです。

また、今回のアップグレードに伴い、より多くのBlackfinユーザにお試しいただくため、優待価格にてご提供するキャンペーンを実施いたします。

マクニカは、これまでBlackfinの評価・開発に必要となる周辺I/Fをサポートした「MARBO-3EX」を開発し、Blackfinユーザに対し提供してきました。2008年2月には、「uClinux SDK」をリリースし、「MARBO-3EX」が備える周辺I/F用のデバイスドライバに加え、Linuxの豊富な資産であるファイルシステムやネットワークプロトコルスタック等のミドルウェアからXウィンドウ等のアプリケーションにいたるまで、数多くのソフトウェアをサポートしました。これにより、Blackfinユーザに対し開発利便性とフレキシビリティの向上を実現し、医療用機器、広告システム、車載画像認識システムなどさまざまな用途に利用されてきました。さらに、この度発表する「Blackfin uClinuxバージョン2008R1-RC8」に対応したことで、FLAT形式(*3)だけでなくELF形式(*4)のファイルフォーマットをもサポートし、これまでサポートされていなかったさまざまなLinuxアプリケーションがほぼそのまま利用可能となり、よりユーザアプリケーション開発の上でのメリットを享受できるようになりました。例えば、Linux標準のオープンソースのMPlayerと呼ばれるメディアプレーヤーや、IP Phone、グラフィックライブラリ、GUI Toolkitサポートなど、さまざまなアプリケーションが利用できるようになります。Linuxの豊富な設計資産を活用し、付属のソフトウェアコンポーネントおよびハードウェア設計情報を自在に組み合わせることによって、お客様は独自の製品開発をすぐに始めることが可能となります。

市場からの要求やテクノロジーの変化が激しい昨今において、商品の開発期間の短縮化が求められています。そのような環境の中、新しいテクノロジーに対応した開発環境をいかに早く構築するか、といったことが開発者に課せられている使命の一つです。

マクニカでは、オープンソースであり、これまで全世界のエンジニアにより蓄積された豊富な設計資産の活用が可能なLinuxにいち早く着目し、一貫して組込みLinuxの技術経験を積み重ねてきました。今後は、「MARBO-3EX uClinux SDK」とともにこれまでの技術蓄積を、BlackfinプロセッサとLinuxを組み合わせることにより効果的に展開できるアプリケーション、たとえばデジタル家電、ネットワーク機器、携帯情報端末、広告システム、車載エンターテイメントなどの、メディア処理とネットワークを連携させた機器を開発する開発者が抱えている課題を解決するために、市場において要求される技術的な課題をタイムリーに取り上げ、ソリューションを提供していきます。


なお、この度発表する「uClinux SDKアップグレード」を記念して、「MARBO-3EX特別プライスダウンキャンペーン」を実施します。このキャンペーンは、MARBO-3EXを購入いただくお客様を対象に、期間限定で優待価格にて提供するものです。

MARBO-3EXスペシャルディスカウントキャンペーン概要
【実施期間】 2009年1月15日~2009年3月31日(18:00受注分まで)
【対 象】 上記実施期間中にマクニカグループ会社もしくは販売協力会社よりMARBO-3EXを購入いただくお客様。
【キャンペーン内容】 MARBO-3EX(型版:MB3EX01-REV03)を通常価格から60%割引する優待価格にて提供。
【詳細情報】 http://mssp.macnica.co.jp/


*1:uClinuxは、小型の組込み機器でもLinuxを動作させることを目的に、MMUを持たないプロセッサをサポートしたもので、通常のLinuxと同様にLinuxの持つ豊富な資産が活用できる組込みシステムOSの一つ。 SDKはSoftware Development Kitの略。プログラミング言語などを利用してソフトウェア開発をするために用意されたツールのセット。

*2:Blackfin uClinuxバージョン2008R1-RC8は、Blackfinプロセッサ用uClinuxディストリビューションプロジェクトが提供するLinuxカーネル2.6.22.18をサポートしたソフトウェアパッケージ。 詳細: http://blackfin.uclinux.org/

*3:MMU機能を持たないLinuxであるuClinuxで標準的に使用されているバイナリフォーマット。

*4:Linuxで標準的に使用されているバイナリフォーマット。


* 本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
* MARBOはマクニカの登録商標です。
* Blackfinプロセッサに関する情報はこちらのURLを参照願います。http://www.analog.com/jp/Blackfin/
* 「MARBO-3EX」に関する情報はこちらのURLを参照願います。http://mssp.macnica.co.jp/
本件に関するお問い合わせは下記にまでお願いいたします。

■お問い合わせ先
株式会社マクニカ  http://www.macnica.co.jp
経営戦略部 広報企画課 宮原
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853