2008.05.12
株式会社マクニカ

マクニカ、英Apical(アピカル)社製画像処理技術をADI社製DSPに搭載

高度なイメージ処理技術により、カメラやディスプレイ応用機器向けに安定した画像表示を実現

半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:神山 治貴、資本金111億94百万円、証券コード:7631)は、この度、マクニカ取扱製品であるアナログ・デバイセズ社製Blackfinプロセッサ上に、Apical Limited(以下Apical社、本社所在地:英国ロンドン、CEO:Dr. Michael Tusch)の画像処理技術「iridix」を搭載しました。

近年、中・小型のLCDディスプレイを搭載した携帯端末、マルチメディア機器、携帯ゲーム機などにおいて、より高品質な画像表示が求められており、屋内外を問わずあらゆる利用シーンに応じて、安定した品質の画像表示が課題となっています。また、防犯に関する意識の高まりを背景に、年々市場が拡大している監視カメラシステムにおいても、逆光や、光量不足で影となる場所などあらゆる環境下でも安定して視認性を保持することが求められています。

Apical社の画像処理技術「iridix」は、同社の独自開発による「人間の網膜の動きを模倣したアルゴリズム」によるダイナミックレンジ補正技術を核としたIPです。「iridix」は、フレーム毎に各エリアを参照しながら、ピクセル単位でアダプティブに、かつダイナミックに輝度を変えることができるため、どのようなシーン、鑑賞環境下においても、最も自然なイメージを再現する事ができ、撮影する際に肉眼で見るのと限りなく近いイメージで表示することを可能としました。このApical社の技術は、既に複数の国内大手DSCメーカーや監視カメラメーカーなどへの採用実績があります。

マクニカは、高度なイメージ処理技術を持つApical社製の「iridix」を、性能対コスト比において高い優位性を持つアナログ・デバイセズ社製Blackfinプロセッサに搭載することで、屋内外を問わずさまざまな光条件下において、高品質な画像の入出力を実現することに成功しました。マクニカでは、このソリューションを、カメラやディスプレイを応用した機器を開発するBlackfinユーザに対して提供するとともに、今後は、監視カメラシステムなど産業用画像処理機器の開発者へも提案を進めてまいります。

マクニカは、取扱半導体商品に関してのハードウェアおよびソフトウェアに関するテクニカルサポートを強みとした半導体技術商社ですが、同社事業開発本部ではよりユーザの視点に立った高い技術付加価値を提供すべく、これまでMARBORシリーズとして組込み開発プラットフォームの提案を行ってまいりました。現在では、Blackfinプロセッサを中心とした組込みソリューションの展開を推進しています。  この度発表するBlackfin上への「iridix」の実装は、MARBOプロジェクトのソフトウェアソリューションの一環として、マクニカとApical社とのパートナーシップにより生み出されたものです。

なお、本デモ環境は、マクニカが開発したアナログ・デバイセズ社製Blackfinプロセッサ向けの組込み開発用プラットフォーム「MARBO-3EX」上で動作しており、5月14日より東京ビッグサイトにて開催されるESEC2008(組込みシステム開発技術展)のマクニカ社ブース(東6ホール ブース番号:30-34)にてご覧いただくことができます。


■Apical社について
 Apical社は英国に拠点を置き、プロから一般ユーザ向けまでの幅広い製品に応用可能な先進的な画像処理技術を開発しています。人間の目と脳が視覚情報を処理する方法を模倣する映像処理技術を、様々なイメージ装置用に対し、ソフトウェアとデジタルハードウェア製品の両方にて提供しています。Apical社が所有する技術は、写真やビデオ画像を最適化することにより、カメラやディスプレイを持つ機器の製品性能を向上させます。Apical社の技術を用いた製品では、従来の画像処理では失われてしまう階調や明るさを保持することが可能となり、元画像に対する最高品質の画像を扱うことができるようになります。
※詳細は同社のホームページ http://www.apical-imaging.com をご参照ください。

■株式会社マクニカ 事業開発本部について
 マクニカは1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューション・プロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。
 事業開発本部は、マクニカの中でもソリューションプロバイダーとしての機能をより強く反映した部門です。高速
伝送などシグナルインテグリティの技術による回路コンサルテーション事業、暗号化IP、Network IP等各種IPの開発、ASIC設計受託、組込みソフトウェアの開発、また今回展示を行うADI 社Blackfin プロセッサを用いた開発プラットフォームなど様々な付加価値サービスをご提案しています。
※詳細は同社のホームページ http://www.macnica.co.jp /をご参照ください。


* Blackfinはアナログ・デバイセズ社の登録商標です。
* 本文中に記載のその他の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
*  MARBO®はマクニカの登録商標です。
本件に関するお問い合わせは下記にまでお願いいたします。

■お問い合わせ先
株式会社マクニカ  http://www.macnica.co.jp
経営戦略部 広報企画課 宮原
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853