2007.11.08
株式会社マクニカ

マクニカ、アクトイマジン社製ソフトウェア・ビデオ・コーデック「モビクリップ」をBlackfin®プロセッサ向け組込み開発用プラットフォーム「MARBO-3EX(マーボスリーイーエックス)」に搭載

高品質、高圧縮率、低消費電力でマルチメディア機器の開発が容易に実現

半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:神山 治貴、資本金111億94百万円、証券コード:7631)は、この度、マクニカが開発したアナログ・デバイセズ社製Blackfinプロセッサ向けの組込み開発用プラットフォーム「MARBO-3EX」に、アクトイマジン株式会社(本社所在地:東京都港区芝公園1-3-10 PAE芝ビル2F、 代表取締役:森田伸)の高品質、高圧縮率、低消費電力のソフトウェア・ビデオ・コーデック「モビクリップ」を搭載しました。

 マクニカでは、従来から、取扱半導体商品に関してのハードウェアデザインを中心としたテクニカルサポートを行ってまいりましたが、ソフトウェア開発を含めたトータル・ソリューションを提供するため、これまでもMARBO®シリーズとして、ホームサーバやネットワークを利用した情報端末向けなど様々なリファレンスデザインをリリースしてきました。現在では、アナログ・デバイセズ社製の高性能・低消費電力プロセッサ Blackfin®シリーズをサポートした開発・評価用ボード「MARBO-3EX」を展開しています。

この度発表する「MARBO-3EX」上への「モビクリップ」の実装は、MARBOプロジェクトのソフトウェアソリューションの一環として、マクニカとアクトイマジン社とのパートナーシップにより生み出されたものです。

アクトイマジン社製「モビクリップ」は、モバイル・プラットフォーム向けに最適化されたソフトウェア・ビデオ・コーデックで、あらゆる電子デバイスにおいてQVGAからFull HDまで対応し、フル画面で高品質の映像を表示することができます。CPUパワーをより効率的に使用するため、CPU への負荷が少なく、 携帯電話、携帯ゲーム機などのモバイル機器に最適で、長時間の連続再生を可能にします。

 近年、電子POP端末などの携帯端末、マルチメディア機器、携帯ゲーム機などにおいて、より高品質な動画を表示することが求められる一方、開発者はハードウェアのコストダウン、低消費電力による長時間動作などの問題にも直面しています。

そこで、マクニカは、それら問題を解決するために、高効率、高品質、低消費電力のソフトウェア・ビデオ・コーデック「モビクリップ」を、性能対コスト比において高い優位性を持つアナログ・デバイセズ社製Blackfinプロセッサを実装したマクニカオリジナル組込み開発プラットフォーム「MARBO-3EX」に搭載することで、鮮明かつスムーズな動画を長時間再生することが可能となりました。今後は、電子POP端末などの携帯端末、マルチメディア機器、携帯ゲーム機などのアプリケーションを開発するデジタル家電業界のエレクトロニクス関連開発者へ提案を進めてまいります。

「MARBO-3EX」の開発を企画したマクニカの事業開発本部 本部長 渡辺史郎は、『「MARBO-3EX」は、Blackfin活用のためのソフトウェアと、ハードウェア設計の3年間のノウハウ及びお客様からのご要望を元に、長年の成果を凝縮した開発プラットフォームです。今回アクトイマジン社のご協力により、MARBO-3EXのソフトウェアソリューションの一つとして『モビクリップ』が加わることによって、低コスト、低消費電力を要求されるマルチメディア機器の開発がより容易となり、今後の組み込み機器開発に貢献できるものと確信しています』と述べています。

また、アクトイマジン株式会社 代表取締役 森田伸氏は、『この度、マクニカ様のご協力を得て、低消費電力でありながら高性能なプロセッサBlackfinシリーズに対応した「MARBO-3EX」に弊社の動画コーデック「モビクリップ」を組み込み、小型液晶パネルへの表示により鮮明でスムーズな動画再生を実感していただける機会を提供できることになりました。Blackfinプロセッサの開発環境として豊富なハードウェアとソフトウェアのソリューションを提供する「MARBO-3EX」のソフトウエアソリューションの一つとして加えられたことにより、今後の「モビクリップ」に対するユーザの選択肢が広がり、スタンダードな動画コーデックでは満足されていないユーザにとって良いソリューションとなるものと確信しています。』と、今回の企画への期待を述べています。

なお、本デモ環境は11月14日よりパシフィコ横浜にて開催される組込み総合技術展(ET2007)のマクニカ社ブース(ブース番号:F-24)にてご覧いただくことができます。

* Blackfin、EZ-KIT LiteおよびVisualDSP++はアナログ・デバイセズ社の登録商標です。
* 本文中に記載のその他の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
* MARBO®はマクニカの登録商標です。

※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

■株式会社マクニカ 事業開発本部について
 マクニカは1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューション・プロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。
 事業開発本部は、マクニカの中でもソリューションプロバイダーとしての機能をより強く反映した部門です。高速伝送などシグナルインテグリティの技術による回路コンサルテーション事業、暗号化IP、Network IP等各種IPの開発、ASIC設計受託、組込みソフトウェアの開発、また今回展示を行うADI 社Blackfin DSPを用いた開発プラットフォームなど様々な付加価値サービスをご提案しています。

■アクトイマジン株式会社について
 アクトイマジンは本拠点のパリをはじめ、東京、シンガポール、サンディエゴで、モバイル・プラットフォームのビデオの限界を押し広げる、特許取得ビデオ・コーデック製品「モビクリップ(Mobiclip.)」の開発ならびにライセンスに基づく販売を行っています。「モビクリップ」は、高品質のモバイル・ビデオ・コンテンツ市場からの要望に応え、他に類を見ないビデオ体験を提供し、すでに主要な製造メーカーおよびコンテンツ配信事業者による多数の採用実績を誇ります。バッテリーの消耗を抑えつつフル画面でDVD並の品質を実現するための、モバイル・プラットフォーム用ビデオの開発に向けて取り組んでいます。
※詳細はhttp://www.actimagine.co.jp/をご覧下さい。

■お問い合わせ先
株式会社マクニカ  http://www.macnica.co.jp
経営戦略部 広報企画課 宮原
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853