2007.11.01
株式会社マクニカ

マクニカ、静止画スライドショー用組込みミドルウェア「MARBO PictImpact(マーボ ピクトインパクト)」を開発

様々な機能を効果的に組み合わせ魅力的なスライドショー・アプリケーションを容易に実現

半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:神山 治貴、資本金111億94百万円、証券コード:7631)は、この度、静止画スライドショー用組込みミドルウェア「MARBO PictImpact™」を開発し、同社事業開発本部にて、12月より販売開始いたします。

「MARBO PictImpact」は、デジタルカメラなどの静止画表示機能を搭載したアプリケーションに対して、油絵調や色鉛筆調などの芸術的効果を含んだ、組込み用途向けとしては非常にユニークな機能を備えた静止画スライドショー用組込みミドルウェアです。

静止画スライドショーは、デジタルカメラで撮影した複数の静止画像データを切り替えながら表示できることから、デジタルフォトスタンド、携帯型メディアプレーヤや家庭用ゲーム機など幅広い形で家庭に浸透しつつあるアプリケーションです。また、最近では国内でもDigital Photo Frame(*1)というカテゴリの製品が徐々に広がりを見せつつあります。また、テレビ本体にも静止画スライドショー機能の搭載が進んでおり、今後応用範囲が広がってくるものと考えられます。

「MARBO PictImpact」の主な特長は、ただ単に写真と写真を切り替えるだけのものとは一線を画したもので、FadeやBox Wipe等のイメージ切り替え効果(Transition Effects)、Sepia ToneやGray Scale等の色調調整効果(Color Effects)、およびColor Pencil Painting等ユニークなフィルタ効果(Artistic Filters)など、多様な効果の組み合わせにより、魅力的なスライドショー・アプリケーションを実現できることです。また、一般的なJPEGデコーダやMP3デコーダに対応するAPI(*2)をサポートしているため、各デコーダを別途ご用意いただくことにより、BGM対応のJPEGスライドショー機能も実現可能です。さらに、汎用性のあるつくりになっているため、様々なプロセッサへも容易に移植が可能で、既に、アナログ・デバイセズ社製Blackfinプロセッサに対応しております。

 この「MARBO PictImpact」を利用することにより、ユーザーは短い期間で様々な機能を自在に組み合わせて独自のスライドショー機能を組込むことが可能となります。

ライセンス形態は、お客様のプロジェクトに応じて柔軟に対応していきます。納入形態としては、ソース、ドキュメント、サンプルアプリなど、お客様の環境に応じて提供することが可能です。また、オプションとして、移植およびカスタマイズなどの技術サービスも提供していきます。今後も「MARBO PictImpact」は、エフェクトの追加や機能の拡張など、市場の要求に合わせた機能を取り込んでいく予定です。

マクニカでは、同製品を、Digital Photo Frame、DSC、フォトビューワ、PMP(Personal Media Player)、携帯音楽プレーヤ、Digital TV、DVR、DVDレコーダ、車載AV、カーナビなどを主なアプリケーションとするデジタル家電業界の多くのエレクトロニクス関連開発者へのソリューションとして提供していきます。

なお、本製品は、11月14日よりパシフィコ横浜にて開催される「組込み総合技術展(ET2007)」のマクニカブース(ブース番号:F-24)においてデモ・展示を行います。

*1:プリントした写真の変わりにSDカードなどのデータを液晶パネルに次々に表示する
*2:Application Program Interface、アプリケーションから利用できる、オペレーティングシステムやプログラミング言語で用意されたライブラリなどの機能の入り口となるもの

※Blackfin®はアナログ・デバイセズ社の登録商標です。
※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
※MARBO®はマクニカの登録商標です。
※MARBO PictImpact™はマクニカにて登録商標出願中です。

 マクニカでは、従来から、弊社取扱半導体商品のみならず、商品に関してのハードウェアデザインを中心としたテクニカルサポートを提供してまいりました。近年においては、お客様の機器・装置開発をスムーズかつ短期間に進行できるよう、プロトタイプ的な装置を開発するための、リファレンスボード開発を行ってきました。代表的なオリジナル製品としては、ホームサーバやネットワーク等を利用した情報端末向けにMARBO®シリーズとして、様々なリファレンスデザインをリリースしてきました。昨今においては、アナログ・デバイセズ社製の高性能かつ低消費電力のプロセッサ Blackfin®シリーズをサポートした開発・評価用ボード「MARBO-3EX」を展開しています。そして現在では、リファレンスボードの開発だけではなく、ソフトウェア開発を含めたトータル・ソリューションを提供しています。

この度発表する「MARBO PictImpact」は、これらMARBO®シリーズの開発を通して培ったノウハウをもとに、MARBOプロジェクトのソフトウェア・ソリューションの一環として生み出された製品です。

■株式会社マクニカ 事業開発本部について
 マクニカは1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューション・プロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。
 事業開発統括部は、マクニカの中でもソリューションプロバイダーとしての機能をより強く反映した部門です。高速伝送などシグナルインテグリティの技術による回路コンサルテーション事業、暗号化IP、Network IP等各種IPの開発、ASIC設計受託、組込みソフトウェアの開発、また今回展示を行うアナログ・デバイセズ社Blackfin DSPを用いた開発プラットフォームなど様々な付加価値サービスをご提案しています。
※詳細は同社のホームページ http://www.macnica.co.jp をご参照ください。

■機能例
Transition Effects例(Fade)

Artistic Filters例(Color Pencil Painting)


※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

■お問い合わせ先
株式会社マクニカ  http://www.macnica.co.jp
経営戦略部 広報企画課 宮原
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853