2006.02.08
マクニカネットワークス株式会社

マクニカネットワークスとスカイリー・ネットワークスがP2Pの技術を利用した「サーバレス+インフラレスの音声通信環境構築」に関する共同マーケティングについて合意

アプリケーションのP2PとワイヤレスP2Pの連携によって一切の設備を削減

 ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がけるマクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:中島 潔)と株式会社スカイリー・ネットワークス(以下、スカイリー・ネットワークス、本社:東京都港区芝公園3-6-22、代表取締役CEO:梅田英和)は、この度、P2P(Peer to Peer)を利用した音声通信環境構築に関する共同マーケティング活動を開始することを発表致します。

 今回の共同マーケティングは、マクニカネットワークスが日本国内で代理店として取り扱うPopularTelephony Inc(以下、ポピュラーテレフォニー社、本社:フランス ソフィアアンティポリス)が開発したP2Pミドルウェアソフトと、スカイリー・ネットワークスが開発・販売を行う無線アドホックネットワーク製品「DECENTRA」を連携させ、「サーバレス+インフラレスの音声通信環境」を実現するためのものであり、両社が販売面やプロモーション活動等において相互協力を行うことで合意したものです。

 ポピュラーテレフォニー社が開発したP2Pミドルウェアソフトは、IP電話端末やPDA、パソコン、WiFi端末など、様々なネットワーク接続機器に組込むことで、一切のサーバ設備を持たないアプリケーション環境(サーバレス環境)を構築します。これまでサーバ上で管理されていたDBやプログラムは、独自の技術によって各端末に分散して保存され、利用の際には必要な情報を速やかに検索することが可能になります。
 スカイリー・ネットワークスが開発したDECENTRAは、各端末を無線LANの中継器として、無線LANの電波が届く数十メートル程度以内にいる端末を探し出してアドホックネットワーク接続を自動的に確立する技術です。有線LANケーブルや無線LANアクセスポイントといった物理的な通信回路設備を一切準備することなく、どんな場所にでも速やかにネットワークを構築することが出来ます。

 これまで国の公的機関や医療現場等において、大地震やテロといった緊急災害時の通信経路の確保に関する様々な方法が議論されてきました。昨今では通信経路の二重化やバックアップ設備等を強化する対策が主流ですが、いずれも莫大なコストがネックとなる一方で部分的なボトルネックのリスクが常に残り100%のトラブル対策を施すことは不可能だと考えられています。
 しかし、「サーバレス」を実現するポピュラーテレフォニー社製P2Pミドルウェアソフトと、「インフラレス」を実現するDECENTRAを一つの端末の中に組み込んで開発すれば、物理的なサーバや通信回路設備を一切準備することなくVoIPを利用した音声通信環境を構築することが可能です。例えば災害現場等において救助員に端末を持たせることで、エリア内で複数の端末の電源を入れるだけで自動的にマルチホップ型の音声通信路が確立され、災害対策本部までの連絡網が速やかに構築されます。各調査データや報告がバケツリレー式に自然に本部に集まってきますので被災地における情報収集作業が劇的に効率化されます。
 また、この仕組みは容易なネットワーク構築の要素をもっています。工事現場やイベント会場では一時的なネットワークを構築するのにも莫大な設備費用や手間がかかりますが、サーバレス+インフラレスで、その場限りの機動性の高いネットワークの確保が可能になります。

 マクニカネットワークスおよびスカイリー・ネットワークスでは販売面やプロモーション活動等において相互協力を行い、今後拡大が見込まれるWiFiやWiMax、新規参入によってサービス競争のさらなる活性化が期待される携帯電話市場向けの新たなソリューションとして、国内のキャリア、IP電話端末メーカーおよびエンドユーザにサーバレス+インフラレスのソリューションを積極的に提案していきます。

■スカイリー・ネットワークス会社概要

ホームページ     http://www.skyley.com/

■お問い合わせ先
マクニカネットワークス株式会社 http://www.macnica.net /
TEL:045-476-1960 FAX:045-476-1970   
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5 
広報企画担当 内山
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