2005.07.12
マクニカネットワークス株式会社

マクニカネットワークス、米国Tarari(タラリ)社製Windows Mediaエンコーダアクセラレータの販売を開始

専用PCIボードにより、高精細(HD)ビデオソースのWMV9フォーマット並びにVC-1フォーマットへのエンコーディングを高速化

 ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がける マクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:中島潔)は、この度、Tarari, Inc.(以下、タラリ社、本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、CEO: Randy Smerik)のTarari Encoder Accelerator for Windows Mediaの取り扱いを2005年7月下旬より開始することを発表致します。



 ハイビジョン放送などに代表されるHD(High Definition:高精細)映像は、これまでのSD(Standard Definition:標準)映像に比べ、非常に解像度が高くきめ細かいことが特徴です。家庭用デジタルビデオカメラでもHD映像に対応した機種が登場し、PC上での映像関連製品もHDへの対応が進んでいます。しかしながらこのHD映像は、例えば1080P HDのフレームサイズではSD映像に比べほぼ6倍のピクセル数があることから、特にエンコードに関してはソフトウェアだけでは処理に限界があると言われていました。

 タラリ社のEncoder Accelerator for Windows Media は、Windows Media 9及びSMPTE ※VC-1ビデオコンテンツのエンコーディングを高速化します。1日あるいはそれ以上かかるようなエンコーディング作業を数時間以内で完了できるようになります。マイクロソフトWindows Media Videoの優れた圧縮技術は、ネットワーク上での高精細ビデオサービスを可能にしましたが、エンコーディングのCPU負荷は非常に重く、処理に時間がかかっていました。 タラリ社はエンコードの処理時間を大幅に短縮することにより、HD映像を現実のものとします。

 タラリのエンコーダアクセラレータは、Microsoft Windows Media Format SDKに基づいたすべてのWMV及びVC-1エンコーディングアプリケーションに対するシームレスな高速化を提供し、またその高速化には何ら特別なスクリプティングなどは必要ありません。単純にタラリ社のエンコーダアクセラレータのハードウェアとソフトウェアをインストールするだけで、エンコード処理の高速化が実現されます。

 マクニカネットワークスでは、タラリ社のエンコーダアクセラレータをエンコーディングスタジオやビデオ製作会社、ポストプロダクション事業者、放送事業者、ISP/ケーブルオペレータなどのお客様に対してインテグレータを通したチャネル販売で積極的に展開していきます。

■タラリ社のソリューション
 タラリ社は、エンコーダアクセラレータの開発にあたって、マイクロソフト社のWindows Media Codec チームと非常に緊密な協力関係を持って行っています。タラリ社は、マイクロソフト社のGold Certified Partnerの1社であり、タラリのエンコーダアクセラレータは、Windows Hardware Quality Labs (WHQL)の厳密な認定試験をパスしているため、タラリのアクセラレータハードウェア及びソフトウェアは、Microsoft Windows XP並びにServer 2003での動作が保証されています。さらにタラリは、Windows Mediaエンコーダの主要な2つのDLLを変更するライセンスを持ち、このことによってマイクロソフトのWindows Media Format SDKを基に開発されたすべてのWindows Mediaエンコーディングアプリケーションと共にシームレスに動作するように開発を行うことができました。

 タラリのプロセッサは、Windows Media Videoにおける高精細データの処理に対して最高のアクセラレーションを行うように設計されています。アクセラレータボードは、4.2Gbps PCIバス上に装着し、複数のインターリーブDMAチャネルを通してメインメモリと通信します。また同時に複数のビデオストリームを処理する機能を持ちます。タラリのテクノロジは、動き予測のような機能を汎用CPUよりもより高速に実行できるように設計されているため、エンコーディングが高速化され、ほとんどのCPUサイクルを消費してしまうこれらのアルゴリズムをCPUからオフロードすることで、CPUを他の処理に振り向けることが可能になります。またタラリのプロセッサは、再プログラミングが可能なハードウェアロジックを利用した唯一のエンコーディングソリューションであり、例えば Windows Media アプリケーションがその機能をさらに向上させたとしてもタラリのハードウェアはボード上のエージェントプログラムの更新で対応することができ、インストール済みのタラリカードに対するパフォーマンスや機能の向上を実現することができるようになっています。



■Tarari, Inc. 会社概要
 2002年7月設立。本社米国カリフォルニア州サンディエゴ。アプリケーション層でのコンテンツ処理を高速化するエンジンを搭載したPCIボードによるソリューションを提供する米国初の企業です。CPU負荷の高いアプリケーションに対してそのパフォーマンスを最適化できるコンテンツプロセッサを提供しています。

 ●Tarari, Inc.: http://www.tarari.com/
 ●製品詳細: http://www.macnica.net/tarari/
※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

■お問い合わせ先
マクニカネットワークス株式会社 http://www.macnica.net/
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