2003.10.03
株式会社マクニカ

マクニカ、カナダViXS Systems(ヴィクシス・システムズ社), Inc.と代理店契約締結、無線を含めたIPネットワーク上でビデオ配信のQoSを保障するチップセットを販売開始

 半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:神山 治貴、資本金:111億94百万円、証券コード:7631)は、この度、ビデオ・ネットワークのチップセットとソフトウェアの開発メーカであるViXS Systems, Inc.(以下ヴィクシス社、本社所在地:カナダ トロントCEO:Sally J. Daub)と販売代理店契約を締結し、同社のビデオ・マルチキャスティングIC及びソフトウェアの販売を開始いたします。併せて、マクニカではヴィクシス社への投資も行います。

 ヴィクシス社のXcode及びMatrixチップセットとソフトウェアは、802.11無線LANを含むあらゆる種類のローカルIPネットワーク上でビデオ配信のQoS(Quality of Service)を保障します。このチップセットは、フレーム毎にビデオ・レートとフォーマットをダイナミックに管理し、リアルタイムで複数のビデオ・ストリームを、ビデオの品質を一定に保ちながら、複数のクライアントに対して同時に配信することができます。既に一般家庭でも広く普及している無線LANでこのようなQoS制御を行わずにビデオを配信すると、フレームをドロップしたり、極端な場合はあるクライアントに対する配信が停止してしまう可能性もありますが、Xcodeはこうした問題を解決します。

 同製品を利用することで、HDTV、プラズマテレビ、液晶テレビ、パーソナル・ビデオ・レコーダ、Webタブレット、PDAなどの様々なディスプレイ機器に複数のビデオ・ストリームを同時に配信することを可能とする無線メディア・ゲートウェイやその他のネットワーク機器を開発することができます。すでに日本及び韓国のエレクトロニクスメーカでは、この技術を用いた製品を開発しており、2004年の上旬には製品を販売する予定です。

 マクニカは、IPネットワークを利用して高品質のビデオ・ストリームを配信する機器を開発しているメーカに、このチップセット及びソフトウェアを提供していきます。また、すでにヴィクシス社のビデオ・ストリーミング技術を利用した、ホームネットワーキングやエンターテイメント機器を開発するためのレファレンス・デザイン・ボード(MARBO)を開発しています。このボードは、無線、有線を問わず、ホームネットワークを利用して複数のクライアントに、別々のビデオストリームを配信するサーバ・クライアント機器開発メーカにとって、ターンキーのレファレンスデザインとなります。

マクニカでは、急速に拡大しているデジタル家電分野向けの製品ラインアップの充実を進めてきていますが、ヴィクシス社のXcodeはネットワークとホームエンターテイメントを融合するための重要な技術になると考えています。同社のビデオ配信における品質という点にフォーカスしたアプローチは、非常にユニークであり、マクニカでは国内メーカから高く評価されるものと確信しています。

* 本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

 ヴィクシス・システムズ(ViXS Systems, Inc.)について:
 

 ヴィクシス社は、放送レベルの品質を維持しながら、有線・無線でのローカルIPネットワーク上でビデオを配するための半導体とソフトウェアを開発しています。これらの製品は、コンシューマエレクトロニクス、PC、セットトップボックスのメーカに、標準のローカルエリアネットワークの技術を取り込むソリューションを提供します。ヴィクシス社の製品はHDTV、DVD、衛星・ケーブル放送をサポートしており、コンシューマ・エンターテイメント機器、PC、およびマルチメディアゲートウェイでビデオを配信する際、完全なQoSを提供します。同社は2001年1月に設立され、本社はカナダのトロント市にあります。詳細は同社のホームページ、http://www.vixs.comをご参照ください。

本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。

 


お問い合わせ先:
株式会社マクニカ 経営企画室 http://www.macnica.co.jp
広報担当 浅野、宮原 
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853