ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がける マクニカネットワークス株式会社 (以下 マクニカネットワークス、本社:神奈川県横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:宮袋 正啓)は、この度、米国VKernel, Inc.(以下 ヴイカーネル社、本社:米国マサチューセッツ州アンドバー、CEO:Doug McNary)の仮想環境のキャパシティ・パフォーマンス最適化ツールの最新バージョン「vOPS 4.0」を2011年10月20日より販売することを発表いたします。

ヴイカーネル社のキャパシティ・パフォーマンス最適化ツール「vOPS」は、包括的な仮想環境の管理を実現する仮想アプライアンスです。具体的には、仮想環境特有のパフォーマンス問題の解決と仮想環境のキャパシティ最適化という2つの課題に対するソリューションを1つに統合している点が大きな特徴になります。「vOPS」は、社内の仮想環境からプライベートクラウド、パブリッククラウドなどの様々な環境において、全世界で800 社以上に導入されています。また、複雑なパフォーマンス問題の解決策を分かりやすいユーザ・インターフェース上で可視化するなどの機能が高く評価され、VMworld 2010 の仮想環境管理部門においてGold Award を受賞しています。

今回販売を開始する「vOPS 4.0」には、新機能「vScope」が追加され、大規模環境における可視化が強化されました。「vScope」は数百台規模のVMのパフォーマンス・キャパシティ状態を1画面でチェックすることが可能な機能で、VM数が数十台~数百台と増えてきても、容易に仮想環境全体の状態を把握することが可能です。また、vOPSはこれまでVMware環境での使用に限定されていましたが、この度マルチハイパーバイザー対応(Hyper-V対応)の機能が追加されました。さらに、来年早々にはRedHat Enterprise Virtualization上のKVMへの対応も予定しており、今後もvOPSはVMware、Hyper-V以外のハイパーバイザーも積極的に対応していく予定です。

Ver.4.0の新機能

  • 大規模環境における可視化強化 「vScope」
    vScope機能の追加により、数百台規模のVMのパフォーマンス、キャパシティ状態を1画面で全体表示可能に。
  • スケーラビリティ強化
    仮想アプライアンスの64ビット化により、内部データベースのみで数千台のVMまで管理可能に。
  • マルチハイパーバイザー対応
    Hyper-V環境においても、vOPSのすべての機能を利用可能に(Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008R2およびMicrosoft System Center Operations Manager 2007R2により管理されていること)。

vOPS 4.0インターフェースイメージ 「vScope」

vScope

マクニカネットワークスは、ヴイカーネル社と国内一次代理店契約を締結し、2011年6月より積極的に国内販売を展開しています。本製品の最新情報、評価版ダウンロード等に関しては、本バージョンの販売開始と合わせ、弊社ウェブサイトより提供します。

製品に関するお問い合わせ先

株式会社マクニカ
ヴイカーネル製品担当
TEL : 045-476-2010

ヴイカーネル社 会社概要

米国マサチューセッツ州アンドバーに本社をおくヴイカーネル社は、仮想環境のパフォーマンスとキャパシティを最適化するソリューションを提供しています。2007年設立以来、ヴイエムウェアやマイクロソフトの仮想化基盤においてキャパシティプランニングのリーディングプロバイダとしての地位を確立しました。ヴイカーネル社製品は、現在全世界で50,000名以上のシステム管理者に使用されており、仮想環境設備のコストを削減しながら稼働率を最大化するその性能を、高く評価されています。

ヴイカーネル社

報道機関お問い合わせ先

株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp/
TEL: 045-476-1960
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5
広報担当 宮本

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