
Connect SIM by macnica
コネクトシム バイ マクニカ
チップSIMってなに?
はじめに
スマートフォン/携帯電話やタブレットを使用していると、SIMフリー、格安SIM、データSIM、nanoSIMなど「SIM(シム)」という言葉が良く出てきます。
この身近にあるけど正体が良く分からない「SIM」ですが、カード形状のものから半導体部品へと進化を遂げようとしていまして、今回はそのお話です。
SIMカードとチップSIMの違い
SIMを端的に説明すると「通信に必要な情報が入ったメモリー」です。
より正確に表現するならば、「通信事業者との契約情報や認証キーなどを記録し、携帯端末がモバイルネットワークに接続するために必要なセキュリティ機能を備えたスマートカード」となるでしょうか。
この通信における重要な役割を、プラスチック製のSIMカードに搭載しているか、電子部品であるチップSIMに搭載しているか、の違いになります。
SIMカードは見慣れている方が多いのではないかと思いますが、カード中央に金色の端子が並んでいて、四隅の一端が斜めにカットされています。
サイズは3種類あり、大きい順に、標準SIM、microSIM、nanoSIMです。サイズが合わないと機器のソケットに挿せないので、注意が必要です。

それに対してチップSIMは、電気設計エンジニアには馴染み深いパッケージ(MFF2という、DFN8に近いパッケージ)を採用しており、リードがなく、表面実装するタイプの小型電子部品です。
今後チップSIMが主流になっていくの?
カードSIMとチップSIMには、それぞれ長所/短所がありますので、当面はうまく住み分けしていくと考えます。
弊社が考える長所/短所は、また別記事にてご紹介します。
Connect SIM by macnicaについて
Connect SIM by macnicaは、マクニカが提供するIIoT(産業IoT)向け通信サービスで
NTTドコモ回線・マルチキャリアのSIMをお客様の用途に応じた通信プランをカスタムでご提案しております。
お客様の使い方に合わせた柔軟性のある通信プランを提案することで通信料の最適化に貢献します。
検証用のサンプルも無償提供しておりますので、ぜひお問い合わせください。