※Bourns 社のプレスリリースをマクニカで和訳して記載しています。
フィルター、バラン、およびインピーダンスマッチング機能を統合した 1.6mm x 0.8mm のコンパクトなデバイスにより、無線機器設計における部品点数を削減
カリフォルニア州リバーサイド:2026年7月28日、電力、保護およびセンシングソリューション用電子部品の大手メーカーである Bourns 社は、LTCC(低温同時焼成セラミック)バンドパスフィルター(バランス型)「FBD1608N080D6」 を発表しました。本製品は、無線通信アプリケーション向けに設計された Sub-GHz 帯の RF フィルター 一体型バランです。770MHz ~ 928MHz の周波数範囲で動作し、フィルター機能、バラン機能、およびインピーダンスマッチング機能を単一部品に統合することで、RF フロントエンド設計を簡素化します。
Sub-GHz 帯 IoT システムの設計では、基板スペースの制約に対応しながら、信号品質を維持し、部品点数を最小限に抑えることが求められます。ディスクリート構成の RF 回路では、レイアウト設計が複雑になるだけでなく、部品公差や配線効率の影響により性能のばらつきが生じる可能性があります。LTCC 技術は、受動部品をモノリシック構造に集積することで、小型化と特性の一貫性向上を実現します。
Bourns のプロダクトラインマネージャーである Edward Liu 氏は次のように述べています。
「フィルター、バランおよびインピーダンスマッチング機能を単一の LTCC デバイスに統合することで、コンパクトな実装面積を維持しながら安定した電気特性を実現し、RF フロントエンド設計の効率化に貢献します。」
主な特長
- 小型・高信頼性を実現する LTCC 構造:多層セラミック構造に受動部品を集積し、安定性、一貫性、耐久性に優れたモノリシックデバイスを実現
- コンパクトサイズ:1.6mm x 0.8mm x 0.6mm で、省スペース設計や高密度 PCB レイアウトに対応
- 動作周波数 (770MHz ~ 928MHz):低消費電力無線アプリケーション向けの Sub-GHz 帯 ISM バンドおよび地域 IoT 帯をカバー
- フィルター、バランおよびインピーダンスマッチング機能を統合: 部品点数を削減し、RF フロントエンド設計を簡素化
- RoHS準拠:世界的な環境規制に適合
電気特性
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項目 |
仕様 |
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周波数範囲 |
770MHz ~ 860MHz / 860MHz ~ 928MHz |
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挿入損失 |
最大 1.6dB / 最大 2.2dB |
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リターンロス |
最小 9.5dB |
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位相差 |
180° ±17° / ±15° |
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振幅差 |
最大 3.5dB / 最大 2.0dB |
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電力容量 |
最大 3W |
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動作温度範囲 |
−40℃ ~ +85℃ |
主な用途
- Sub-GHz 帯の低消費電力 IoT 無線アプリケーション
供給状況
FBD1608N080D6 は、現在販売中です。
詳細は、Bourns 社のWebサイトをご覧ください。
製品ページ
FBD1608N080D6 の詳細情報は、Bourns ページよりご覧ください。
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