CGS Tower のネットワークパケットブローカー(NPB)は、監視ツールやセキュリティツールへ解析に必要なデータのみを適切に転送することにより、サイバーセキュリティに対するオブザーバビリティ（可観測性）を最適化します。
最新チップセットを実装した市販の最先端ハードウェアプラットフォームで動作する革新的なソフトウェアです。
10Mbps ～ 400Gbps までのネットワーク速度をサポートし、720Gbps ～ 12.8Tbps までの転送容量を備えています。
コンパクトな 1U筐体に光、銅線、DAC インターフェースを備えています。
CLI、SNMP、WEB UI、NETCONF、および RESTCONF をサポートし、アグリゲーション、フィルタリング、ロードバランス、レート調整、ヘッダー操作、タイムスタンプなどの機能を有します。

CGS TowerのAdvancedネットワークパケットブローカー (ANPB) は、データ分析に必要なコンピューティングリソースとメモリーリソースを備えた CPU ベースのアプライアンス製品です。
ネットワークトラフィックを正確に可視化するためにパケットのヘッダー解析とペイロード処理などの高度なパケット操作を可能にします。
例えば、GTP トンネリングでの IPv6 フィルタリング、正規表現マッチングを用いた DPI(Deep Packet Inspection)、アプリケーションベースのメタデータ抽出などの高度な機能を実装可能です。
デスクトップアプライアンス、ネットワークアプライアンス、サーバーなど様々なユースケースで利用でき、小規模企業や小規模サイト向けスタンドアロン型の低データ容量製品から、サービスプロバイダー向けの大容量 Tbps 処理製品までラインナップがあります。

CGS Towerのネットワーク TAPは、高性能とスケーラビリティーを考慮して設計された、幅広いネットワーク速度とスプリット比を備えた高品質のパッシブネットワーク TAP です。
従来品よりも高密度設計となっており、必要なラックスペースが大幅に削減されます。セキュリティ、監視、ログ記録などのツール用にネットワークトラフィックの同一コピーを提供します。
ネットワークエンジニアは分離されたセキュアでフェールセーフなテストアクセスポイントをネットワーク全体に迅速かつ簡単に展開できます。
CGS Tower のネットワークTAPを利用することで、複雑なネットワークにおけるパフォーマンス障害の分析時間を短縮し、CAPEX と OPEX が大幅に削減されます。

CGS Tower の Tera-Pro™ マネージャー は集中管理システムであり、ネットワークトポロジー内の CGS デバイス全体像をユーザーに提供し、ネットワーク可視化の構成、監視、管理、および操作を支援します。
一元化された Tera-Pro™ マネージャーソフトウェアは、ネットワーク運用チームと DevOps チームの生産性を高め、組織内のネットワーク可視化機器の ROI を最大化するのに役立ちます。
数百の仮想および物理ネットワークパケットブローカーの自動検出と管理を可能にし、データベースに格納されたネットワーク統計情報とトラフィックテレメトリーを収集し、Kibana および Grafana ダッシュボードを利用してリアルタイムにグラフィック表示します。

CGS Tower のスマートマトリックスは、トラフィックジェネレーターのポートやネットワーク速度を拡張し、使いやすい Web UI を用いて、ネットワーク機器のテスト最適化をおこないます。
ネットワークインフラの急速な発展により、ネットワーク速度が高速化していますが、既存のトラフィックジェネレーターが新しいネットワーク速度をサポートしていなかったり、必要なポート数が不足している場合があります。
その場合にはテスト装置への高額投資が必要になりますが、代替えにスマートマトリックスを用いれば新しいネットワーク速度への対応とポート数の拡張が可能となります。
ラボ機器へのリモートアクセスも可能になり、テストシナリオを再構成するための手動でのケーブル繋ぎ変え作業が削減されます。