メトリクス機能により超高速統計算出が可能に!グラフのオプション機能がさらに拡張されたSplunk Enterprise 7.0をリリース
Splunk Enterprise 7.0 での主な追加機能
今回リリースされた「Splunk Enterprise 7.0」では、下記の機能が追加されています。
- メトリクス機能の追加
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- メトリクスインデックスの追加
- メトリクスコマンドの追加
- statsD、CollectDを利用した収集データのサポート
- データモデル高速化機能の改良
- モニターコンソール機能の追加
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- データ取り込み時のリソース使用状況パネルの追加
- イベント注釈機能の追加
- グラフスタイルの拡張
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- 折れ線のライン幅の選択オプションの追加
- 同一時間帯の比較オプションの追加
- 折れ線スタイルオプションの追加
- 表示単位の省略オプションの追加
メトリクス機能の追加
メトリクスインデックスの追加
メトリクスデータの高速分析を実現するための、メトリクスデータ専用のインデックスが作成できるようになりました。
メトリクスコマンドの追加
メトリクスデータを高速分析するためのコマンドとして、mstatsコマンドが実装されました。
statsD、CollectDを利用した収集データのサポート
statsD、CollectDを利用して収集したメトリクスデータ専用のソースタイプが追加されました。
データモデル高速化機能の改良
データの書き込み処理を並列処理とすることによるデータモデル高速化の性能向上や、内部的なサーチ処理の最適化などによるサーチ性能の向上を実現しました。
モニターコンソール機能の追加
モニターコンソールにて、データ取り込み時の正規表現によるフィールド抽出の処理負荷をソースタイプごとに確認出来るようになりました。
イベント注釈機能の追加
注釈データを取り込むことで、グラフに注釈をつけることが出来るようになりました。
グラフスタイルの拡張
グラフの線の太さやスタイル等、グラフの描画オプションが追加されました。